【不安障害】不安という現代病がもたらす健康へのデメリット

こんにちは!

ろんじえぱぱです!

ひょんなことで母と同居することになりましたが、この一か月は母の感情安定の改善にほぼ私の全力を注いできたといっても過言ではありません。

もともと心配性の性格だった母ですが、私の離婚後は一時完全な不安障害になり、持病であるうつ病と不眠症に再びなりかけている状態でした。

全く同じ状況にいる私と母でなぜこんなに現状認識が違うのでしょうか。今回は現代の私たちを悩ます【不安】という感情について取り上げます。

不安は代表的な現代病

まだ記憶が鮮明な昨今の北朝鮮のミサイル。日本全体がミサイルの恐怖と不安に襲われました。そして記憶に新しいところでは老後二千万必要問題。

私たちの生活はどうみても物質上恵まれています。しかし私たちはなぜか現状に満足せずつねに何かの不安に囚われているような気がします。

悩みの大半は人間関係、仕事、お金。

前にもどっかでツイートしてました。

代表的な例で、お金持ちになれば不安がなくなるでしょうか?それは否です。

株をしている方は分かると思いますが、株価が上がると心理的になぜか不安になります。

利益を確定したい欲、まだ上がるんじゃないかという不安、持ち続けてまた株価が下落するのではないかという不安などに苛まれ、結局株価が下落してしまったなどよくあることです。

お金持ちになれば、今度は資産が減ることが不安要素になってきます。

人である以上、不安という魔物から生きて逃れえぬことはできないのです。

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不安がもたらすメリット

不安は人の古代脳で感情を司る【偏桃体】が深く関わっています。

狩猟時代の過酷な環境で生き抜くため、人類は獣の来襲や食料不足を事前に知らせるアラーム機能として不安の気持ちを備えるようになったと言われています。

食料を得た喜びに包まれても、不安のアラームがなければ喜びもつかの間、あっという間に猛獣に襲われ絶滅です。

そのため私たちはポジティブな感情に比べてネガティブな感情に対して6倍も反応するようにできています。全ては人類が生き残るために必要だった進化の証と言えます。

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 不安は消えない病気

不安の9割は起こらないと言われているのは有名な話。

不安は我々に将来の危機や危険をあらかじめ知らせてくれる便利なアラームですが、その機能に囚われすぎていると肝心な現在の行動に影を差します。

先の話の北朝鮮のミサイルや年金問題も全て事実ではありますが、反対に目の前の私たちの生活はいつも変わっていません。

現在の生活はテレビやネットで過多な情報に触れることによって私たちの脳は何かしらの不安アラームが鳴りっぱなし。

休んでると言いながらテレビやスマホを見てるようでは常に興奮と不安にさらされているのが私たちの生活です。

人の脳はそこまで不安アラームに対応できるほど脳のキャパシティも進化も追いついていません。

WHOは現在日本での不安障害の推定患者数は一千万人以上と信じられない数値を挙げており、不安という病気は私たちの生活に蔓延しつつある目に見えない心の病気になってきています。

 未来が見えない不安

母の不安内容を聞いていると共通点があります。母の健康、私の将来の生活、娘の将来、全て手の届かない遠い未来を先取りして心配し、勝手に不安に思っていることです。

未来なんてそもそも明日の未来すらどうなるか分かりません。私が離婚することも、娘が自閉症になることも、父が亡くなることも直前までは分からなかったことです。

母を見ていると、不安に囚われている不安障害の人は雲がかった未来を勝手に予測して、苛まれるという現象に陥っています。

手が届かずコントロールできない先の未来に囚われすぎて、肝心な【今】の心境や行動に悪影響を与えるのは生産的な行動でないことは明らかです。

【未来】を気にして【今】をだめにする。しかし【未来】は【今】の連続形の集合体です。

要らぬ不安が現在の心に影響を与え、影が刺さった心の行動が生産的な未来を生み出さない心の悪循環の潜在的な原因が見て取れます。

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不安がもたらす健康問題

不安は将来の危険を知らせてくれる大切なアラーム。しかしアラームに囚われすぎると心身に深刻な影響を及ぼします。

不安がストレスを生み出す

不安があると人は心理的に身構えます。心理上で闘争モードになると大小問わず出てくるのがストレスです。

ストレスは人が戦うために戦闘モードにする意味で大変有意義です。

集中力を上げ、モチベーションを保ち、血液を収縮させて食欲を抑えて長い時間食料がなくても戦える体制を維持することができます。

しかしストレスが長期的に及ぶと悪影響しかありません。誰が長い間怒ったり戦闘状態を維持できるでしょうか。

血管は収縮して高血圧や心疾患などの原因になるほか、ストレスで収縮した腸は炎症をもたらします。長期的な炎症により腸内環境が悪化すると心身に様々な悪影響をもたらします。

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不安がメンタルを消耗する

不安や考え事をしながら行動すれば、現在の行動の質が落ちます。

常に将来の不安を抱えたまま日常生活を営んでも、頭のどこかに不安があると必然的に100%目の前のことに集中できなくなります。

何か考えながら仕事してるとついうっかりミスをしてしまうことがありますよね。車の事故の原因に考え事をしていたというのも聞いたことがあると思います。

人は2つ同時のマルチタスクをこなせるほど脳のキャパシティは広くありません。

マルチタスクについてはこちら

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不安に苛まれながら生きていると常に頭の中ではスマホなどをやっているのと同じ状態、マルチタスクをしている状態なのです。

一日が終わるとどっと疲れが出たり、休んでもメンタルが回復できないのはそのようなぼんやりとした不安が常に頭にこびりついていることが原因かもしれません。

不安で眠れなくなるとうつ病を招く

ストレスによる闘争状態と腸の炎症によるセロトニン不足。この二つが行き着くところは不眠症です。

母も薬のお世話になっていますが、寝る時もぼんやりした不安が頭がいっぱいになり、興奮状態になって眠れなくなってしまうのです。

睡眠の質や量が不足すれば思考能力や集中力の低下します。

脳の前頭葉の理性の抑えが効かなくなれば扁桃体を中心とする大脳辺縁系が中心になり、全ての物事に対して本能のまま反応するようになりストレス抵抗性が落ちます。

怒りっぽくなったり、ふさぎ込んだり、切れやすくなったりと感情に振り回されるようになり、やがて無気力感で包まれるうつ病になりやすくなるのです。

不安が脳に与える影響

常に不安を抱えてる感じている人は記憶を司る海馬が長期的に縮小する研究結果が発表されています。

記憶や学習能力に関わる海馬が小さくなれば認知力が落ち、認知症の予備軍、いわゆる頭のキレが悪くなってしまうのです。

それだけでなく先の不眠症により前頭葉の理性が弱まれば感情コントロールも効きません。

ちょっとしたことに怒りっぽくなって更に学習能力が無くなれば、周りの人はその人を見捨て始めます。

不安が慢性化して心身にもたらす代償は大きく決して見過ごすことができない問題です。

不安の人は行動しない

私の母がそうですが、「不安だ」「不安だ」と不安に苛まれている人は実際何も行動していません。

行動できないのかしないのかは分かりません。何度自分ができることを考えるように訴えても暖簾に腕押しです。

不安により理性が弱くなると当然私たちが考える理性的思考能力が落ちます。

理性で通用する場面が少なくなるとコミュニケーションに支障をきたすようになります。

母に何度もアドバイスを送ったりしても理解してもらえないと思ったことが、私が食事やサプリを母の不安障害の根本治療に切り替えたきっかけになりました。

不安が不安を呼びおこす

うつ病の人は【反芻思考】(はんすうしこう)があると言われます。何度もネガティブな出来事を思い出すことによって不安を増長させ、また不安の悪循環に陥るしこうです。

私の母も同じ現象です。悩んでも行動しなければ何も解決しないのにただ悩んでばかり。しかも手が届かない遠い未来ばかり。

完全に不安に取りつかれた姿は悪魔に取りつかれた人と同じようです。目に見えない幻想を自ら作り出し、それによって苦しんでいる姿は非常に切なく感じます。

不安がもたらす周りへの影響

以前に愚痴が周りに悪影響をもたらす話をしました。

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愚痴も不安も基本はネガティブ感情です。不安が愚痴を生み出す原料と言ってもいいかもしれません。

不安や愚痴を常に口にしていればそのマイナス思考はポジティブ感情の約6倍。周りの人が影響を受けないわけがありません。

私も非常に受動ストレスを感じ、母に何度も厳しい態度で接せざるを得なかった時もありました。

不安に取りつかれるとその人のみならず、家庭や同僚、周りの人まで心理的な悪影響を受ける可能性があります。

【腐ったリンゴ】の例え話は如何にひとつのネガティブが周りに与える影響があるかを物語っています。

私の聖書です!

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まとめ

不安は人に危険を知らせる大切なアラーム。取扱い次第でメリットにもデメリットにもなりえます。

繰り返しますがネガティブ感情はポジティブ感情の6倍の強さ。一度はまったら底なし沼のように引きづり込まれ脱出することは非常に難しくなります。

不安は必ず誰にも起こる感情です。そこから逃げることは不可避。

それならば不安感情を上手くコントロールし、現在の行動の起爆剤にすればネガティブ感情に巻き込まれず、現状を打破する原動力に変えることも可能です。

不安という材料をどう調理するかは料理人のあなた次第ですよ(*´ω`)

私のブログから何か少しでも皆さんの考えの一助になれば幸いです。お読みいただきありがとうございました。

ろんじえぱぱ