【自閉症 育児】良いところを見つける大切さ

こんにちは!
ろんじえぱぱです!

私たちは隔たった思い込みや情報で人を判断して叱ったり、憎んだりします。

自閉症の娘は正常な子に比べればできないことだらけ。

私の母親も不安障害があり、常に自分を否定するクセがあるので、引っ越ししてきた直後から現在まで、幾度となくその否定的な態度にいら立ち覚えて口論になったこともありました。

振り返れば、私のその態度は「私が正しい」「相手は正しくない」と一方的に私の価値観を相手に押し付けていたことに気づきました。

本来、人はそれぞれ個性があり、十人十色。良いところがあれば悪いところもあります。私も無論例外ではありません。

今回はそんな自分への内省の意味も込めて人の判断を誤らせるバイアスについて書きました(*´ω`)

すぐに決めつけてしまう心理

私たちの脳は五感を通じて毎秒1100万件もの情報を感知し、無意識に処理するすごい機能を備えていますが、そのうち私たちが有意識で処理できる情報はわずか8-40件にすぎないと言われています。

そのいかんともしがたい情報処理のスピードを埋めるために私たちは脳に情報処理コードを埋め込みました。

それが思い込みというバイアスです。

私たちは思い込むことによって、瞬間的に詳細を見なくとも印象や自身の経験から他人を理解し判断することができるようになります。

こうすることで脳が感知する膨大な情報を意識的に判断できるよう人が進化して得た能力です。

脳は情報処理は得意ですが、意識的に考えたり判断するのが苦手。できる限り楽をしたがります。

バイアスを利用し思い込むことによって、乏しい情報処理能力で速断を容易にすることが可能になったのです。

しかしバイアスは諸刃の剣。

思い込みを間違えると、かえって人間関係でも誤解を生み、余計なストレスや摩擦を生みだす原因になりえます。

思い込みというバイアスの影響

認知バイアスとは認知心理学や社会心理学での様々な観察者効果の一種であり、非常に基本的な統計学的な誤り、社会的帰属の誤り、記憶の誤りなど人間が犯しやすい問題である。転じて認知バイアスは、事例証拠や法的証拠の信頼性を大きく歪める。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

家族を含め、職場や友人関係など人間関係の摩擦はつきもの。私たちは皆自己愛があり、自分に甘く他人を厳しく判定しがちです。

私がこれまで陥っていた代表的な認知バイアスを紹介します。

家庭環境のみならず、人間関係においても少なからず影響を与える重要なバイアスです。

行為者観察者バイアス

自分に甘く他人に厳しくするバイアスの代表がこの『行為者観察者バイアス』です。

他人の行いについて批評する時は、その人の性格や言動など内面に原因があると思いこむのに対し、自分自身の行いを批評する時は、外部の環境に原因があると思い込み、自身の内面は問題ないと考えるバイアスです。

良くありますよね!私自身、何かしくじった時はあれこれ人や物など周りのせいにします。しまいには運が悪いとか、あらぬ方向まで矛先を向けます。

でも自分には決して矛先を向けません!

それに対して、娘や母が何か不快なことをした時は、すぐ原因を彼らの性格など内面に求めて叱ったりしてました。

ひょっとしたら他に様々な外的要因があったにもかかわらずです。

「不安症だから、自閉だから」と断定することで、判断の際に脳の情報処理が楽になるので、一方的に決めつけていたのです。

ハロー効果がもたらす先入観

人間関係に影響に影響を与えるもう一つの大事なバイアスが『ハロー効果』と呼ばれる認知バイアスの一種です。

ハローとは聖人の頭上に描かれる光の輪。一つの優れた(もしくは劣った)一面を見て、その印象でその人全体の評価をきめつけてしまうバイアスです。

母親の不安症に自身のメンタルを消耗すると、彼女の行為全体が何かマイナス思考に犯されているの思い込むようになって、母の行為全てに嫌気がさし、要らぬ口論に発展したりもしました。

また娘の育児をしていると、とかく自閉症のマイナス面だけがハロー効果によって強調されがちになります。

簡単に人の全体を一部分の印象で決めつけてしまうと、「わるいところ」の雪に覆われている「良いところ」の芽を見つけることが非常に難しく感じられました。

ピグマリオン効果でバイアスに打ち勝つ

人を伸ばすには老若男女問わず、不得手な分野にはある程度目をつむり、得意な分野を伸ばすことが、その人の自尊心を向上させる上でも大切です。

ピグマリオン効果とは、教師の期待によって学習者の成績が向上することである。ちなみに、教師が期待しないことによって学習者の成績が下がることはゴーレム効果と呼ばれる。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

母や娘を卑下して上から目線で指導しても一方的な教育の押し付けにしかならず、思わぬ反感をかったりしてうまく効果が上がらず、もがいた時期もありました。

母も娘もそれぞれ私にはない良いところがたくさんあります。良いところに焦点を向け、焦らず時間をかけていくことで、2か月経った現在、私の思いがようやく浸透しつつあります。

私の期待を二人が受け止めてくれることによるピグマリオン効果で目先に一喜一憂せず長期的に二人三脚で症状の改善に努めています。

まとめ

妻と別居し自信満々で実家にもどってきましたが、自信に満ちた自分の考えを伝えるのに一生懸命なあまり、押しつけがましくなってしまっていたのは大いなる反省点です。

母は不安症ではあるものの、物事をきちっとこなすので、この2か月間は私もずっと母に娘の世話などでずっと支えられていました。

娘の明るい声にもどれだけ暗くなった家庭を明るくしてもらったか数知れません。

他人の悪いところを見るより良いところを探し、伸ばす。

自分ひとりで何でもこなし独りよがりになっていた自分に、もっと他人を信頼して共に歩んでいくことの大切さをこの2か月間で学びました。

私のブログから何か少しでも皆さんの考えの一助になれば幸いです。お読みいただきありがとうございました。

ろんじえぱぱ

自閉症 育児 良いところ 見つける 大切
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