こんにちは!
ろんじぱぱです!
私が2年前にダイエットに取り組んで91.6kgから最大瞬間風速76kgまで減量に成功し、今現在は筋トレを取り入れながら81kg台を維持しています。
ケトジェニックダイエットは今現在も私の毎日の食事の基礎を築いており、時折羽目を外しても、必ず本気を出せばもとに戻れる食事の基本マナーとして、盤石のダイエット法として確立しています。
このケトジェニックダイエットの魅力はなんと行っても「おなかいっぱい食べられること!」
これまでの数多あるダイエット方法を淘汰し、科学的根拠に基づいた「必ず痩せられる」ダイエット方法です!
ジョーバ、糖質制限、ビリーズブートキャンプ、コアリズム、数々のダイエットに挑戦してはリバウンドを繰り返し、ダイエットを諦めた私に最後の希望の光を与えてくれた本書を今回ご紹介します!
この本に魅せられたキラーフレーズ
「カロリーが高いものが太る」のウソ
「糖質制限だけダイエット」は間違っている!
糖質制限+肉食でケトン体回路を回し健康的に痩せる! ケトジェニックダイエット

著者紹介:斎藤 糧三
1973年東京都生まれ。医師。1998年に日本医科大学を卒業後、産婦人科医に。現在、日本機能性医学研究所所長、一般社団法人日本ファンクショナルダイエット協会副理事長、 ナグモクリニック東京・アンチエイジング外来医長、サーモセルクリニック 院長。遅延型フードアレルギー検査をいち早く導入し、腸内環境の再生によってアレルギーなどの慢性疾患を根治に導く次世代型医療・機能性医学を日本に紹介、日本人として初めての認定医になる。栄養療法、アレルギーの根本治療、ケトジェニックダイエット指導、更年期症候群の治療、アスリートの栄養管理など、得意分野は多岐にわたる。著書に『慢性病を根本から治す 「機能性医学」の考え方』 (光文社新書)など。
「BOOK著者紹介情報」より
この本を読んだ感想
「痩せたければ摂取カロリーを減らすしかない」これが今まで私が抱いていたダイエット幻想でした。
「痩せる」ことは「食欲を抑えて我慢すること」と考えていた私は、「ダイエット」することは短期的に一気に痩せて、また太ったら短期ダイエットに繰り返すというように、「自分に無理して」痩せるものと思い込んでいたのです。
そんな私がこの本に手を伸ばした時、これまでの常識がすべて塗り替えられていきました。
「カロリー幻想」から自分を開放することができ、「おなかいっぱい」食べても痩せられる方法がついに見つかったからです。
本書は科学的な根拠を随所に散りばめながら、なぜ「ケトン体」が糖に変わりうるエネルギーであり、どのように体に作用し、ダイエットのみならず、アンチエイジングに大きな貢献を果たすことを分かりやすく論理的に説明しています。
始めのうちは怪しげな言葉「ケトン体」もページを進めるに従い、理解が深り、痩せるための体質作りのこれまでの常識をコペルニクス的180度転回してくれます。
なによりも本書を元にして実践し、減量に成功した一人として本書を強くオススメします!
気になったキーワードをピックアップ
この本を読んで目からウロコのキーワードを解説します。
もうカロリー計算は無意味。太る原因は食べ物にある。
厚労省も既に認めている!糖質は必須栄養素ではない
「ケトジェニックダイエット」より
このダイエット法に望むにあたって一番心が抵抗したのが「もうご飯をたべられなくなる」というご飯信仰でした。無論、日本に生まれてはや40年。ご飯を食べない日はほぼありません。
そんなご飯を食べなくなったら精神的につらすぎるし、糖質食べないと元気がでないんじゃないかとずっと思っていたのです。
確かに始めのうちはご飯を食べないと食事全体が物足りなさを感じますが、それはあくまでもご飯を食べることが習慣だッタからに過ぎません。
ご飯を避ける代わりにお腹いっぱい食べることで、その満たされない気持ちは容易に代替されることも取り組んでから理解したのです。
ケトジェニックダイエットは炭水化物を抜く代わりに、タンパク質、脂質、食物繊維をその代わりに食し、体内脂肪と筋肉を燃やして、糖の代わりとなる「ケトン体」でエネルギーを生み出す仕組みです。
以前、いきなりステーキ等、肉食がブームになったのはまさにその糖質制限のような無理をするダイエットではなく、「たくさん食べておなかいっぱい」というストレスを感じないダイエット法としてケトジェニックダイエットは注目されてきました。
ご飯やパン、パスタ、うどんなど炭水化物を食べないとエネルギーが出ないとするのは完全なる私たちの思い違いだったのです!
現に厚労省も現に炭水化物の食事摂取基準について以下のような記述がなされており、なかなか衝撃的です。
肝臓は必要に応じて、筋肉から放出された乳酸やアミノ酸、脂肪組織から放出されたグリセロールを利用して糖新生を行い、血中にぶどう糖を供給するからである。また、通常、乳児以外の人はこれよりも相当に多い炭水化物を摂取している。そのため、この量を根拠として推定必要量を算定する意味も価値も乏しい。さらに、炭水化物が直接ある特定の健康障害の原因となるとの報告は、後述するように、生活習慣病の一種としての糖尿病を除けば、理論的にも疫学的にも乏しい。そのため、炭水化物については推定平均必要量(並びに推奨量)も耐容上限量も設定しない。同様の理由により、目安量も設定しなかった。
「厚生労働省 炭水化物 食事摂取基準」より
これまで日本人といえば「米」と思わされていた私たちの伝統である炭水化物が、国の食事摂取基準として幾ばくも推奨量を算定されていないことは、国として炭水化物は特に摂取する必要はないと認めているようなものです!
これで「ご飯を食べなきゃダメ!」という米信仰からだいぶ気持ちが開放され、これまでの常識から外れて、自分なりの健康的な食事法を探るきっかけとなりました。
本書ではタンパク質の主食として肉中心の食生活と付け合せで野菜を取るように説明しています。
しかし、毎日肉や魚を食べるにはちと食費が上がることが心配ですよね。その際はタンパク質を肉の代わりに乳製品から摂取することをすすめています。
卵、納豆、豆腐、チーズ、牛乳、豆乳など、様々な形で炭水化物を主食にするのではなく、タンパク質中心の生活に切り替えることで、様々な健康効果が実感できるようになります。
低予算で作れ、今現在も継続している「毎日同じ食事」を取る効果についてはこちら
これまでの現代病の元になっている様々な老化の原因は「糖化」と呼ばれる、体内のタンパク質と脂質が糖質と結びついて生み出されるAGE(終末糖化産物)にあります。
私たちの体は進化上、未だ糖を効率よく消化するシステムには至っていません。人類の狩猟生活が600万年に対し、米や麦など穀物中心の農耕生活が始まったのはわずか1万年前。わずか狩猟生活の600分の1に過ぎないのです。
人類は進化上、未だに肉食です。日本人特有の炭水化物信仰から抜けだして、タンパク質中心の生活に切り替えると、みるみるうちに自分の体つきと体調が変わっていきます。
ぜひケトジェニックダイエットを通じて体の変化を体感してください!
糖質制限+肉食でケトン体回路を回し健康的に痩せる! ケトジェニックダイエット

短期でも必ず痩せて、しかも健康になるのがケトジェニックダイエット
「ケトジェニックダイエット」のすごい効果
「ケトジェニックダイエット」より
ケトジェニックダイエットは最初の一週間ですごく痩せる短期ダイエット効果
これまでのダイエット方法の弱点は短期目線なこと。本来のダイエットとは所持方法を指し、自分の体を健康に保つために長期的に取り組むことが真のダイエットです。
特に最初の1周間はダイエットへの期待感と不安感が入り交じり、習慣化もされてないため、モチベーションはまさに乱気流状態。
ちょっとでも効果がでないとすぐ「どうにでもなれ効果」が出てしまいがちになり、一番自分に無理をする非常にモチベーションが乱れやすい不安定な時期です。
しかしご安心を!このケトジェニックダイエットは短期間でも十分に効果を発揮します!
現に私が半信半疑だったこのダイエットにハマったきっかけは短期的にドーン!と痩せたことです!最初の1週間で3kgぐらいあっという間に痩せました!これはやる気が出ますよね!
本書にも1ヶ月で5kg痩せた事例が紹介されているなど「ケトジェニックダイエット」はこれまでご飯やパンを主食にしていた方には短期的に痩せる効果が絶大です!
私たちの体がご飯やパンなどの穀物消化中心から、人類の進化の歴史である肉、野菜中心に代わることで代謝が本来のシステムに切り替わり、体つきが私たち本来の姿に原点回帰するようになるのです!
体でぷよぷよした部分が少なくなりすっきりスマートになって、胃腸の働きも快調になることを感じることができるはずです!
糖質制限+肉食でケトン体回路を回し健康的に痩せる! ケトジェニックダイエット

ケトジェニックダイエットで健康な体を手に入れる
しかし短期的ではケトジェニックダイエットの効果の一片に過ぎません。ケトジェニックダイエットがもたらす本当の効果はその若返り効果です!
ざっとケトジェニックダイエットで得られる効果を列挙します。
ルックスの変化
- 体脂肪が減る
- 肌のハリがでて若々しく見える
- 髪の毛の量が増える
- 顔色が良くなる
- まぶたがスッキリして目が大きく見える
健康の実感
- 疲れにくくなる
- 集中力が増す
- イライラしなくなる
- 味覚が敏感になる
- 熟睡できる
- 目覚めがスッキリする
不調や病気の改善
- 貧血、便秘、冷え性の改善
- 糖尿病、低血糖、高血圧の改善
- うつ症状、メタボ、偏頭痛、花粉症の改善
挙げたものは、ケトジェニックダイエットでもたらされた、私たち現代人が苦しんでいる健康不調の改善効果の一部です。
ケトジェニックダイエットの食事によって私たち人類がもつ本来の消化機能が復活すると、私たちの体も一新され、我々人類が本来持っている力強い脳の機能向上と力強さが蘇ります。
ケトジェニックダイエットを続けると体重だけでなく、体の全方位に渡って自分の魅力が湧き出ててきます!これを体感するともう絶対一般的な食事に戻りたくなるくらい自分に酔いしれますよ!
なんといっても現に今の私が同じ効果を実感しているので、わずか実例のサンプル1ですが、このダイエット方法を押す情熱が違います!ぜひぜひ試してみてください!!
糖質制限+肉食でケトン体回路を回し健康的に痩せる! ケトジェニックダイエット

ぜひこのケトジェニックダイエット合わせて実施してもらいたいもう一つのか科学的根拠に基づいた「8時間ダイエット」も紹介します。
今現在も実践している非常に若返り効果をもたらすダイエット方です。ぜひご精読ください!
さいごに
仏教で「無明」という言葉があります。
無明(むみょう、梵: avidyā)とは仏教用語で無知のこと。また真理に暗いこと、智慧の光に照らされていない状態をいう。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
「ダイエット」一文字をとってもこれほど情報に溢れた時代はありません。
「〜飲んで〜kg痩せた!」など特定商品の購入を促すCMに溢れた現代は、ダイエットで焦り、短期的成功を求める私たちの心をくすぐり、もてあそびます。
私たちの迷える心は常に光を求めて彷徨っています。
やり方を間違えると、いたずらに関連商品を買わされ続けて体は何も変わらない悲劇的な結末を招きかねません。
まさに「無明」とは正しい知識がない以前の私そのもの。何をやっても続かず、効果がないとは諦めて、次のダイエット法を求めて「明かりのない暗闇」をさまよい歩いていた状態なのです。
ブッダの説法が光明であったように、ダイエット法も正しい知識を学ぶ必要があります。
以前の書評でも言及しましたが、今現在の「正しい」ダイエット法はみな一様に私たちの何百年にも渡る人類の進化を基に「どんな食品」が一番体に良いのかを科学的な根拠をベースに説明しています。
もう一つのわたしのダイエットのバイブルはこちら
ケトジェニックダイエットはパレオダイエットにも相通じるところがあり、パレオダイエットの効果を「ケトン体」という側面から科学的に説明しているようなイメージです。
今の私はケトジェニックダイエットなしでは語れません。
単に体重管理のダイエットの側面だけでなく、「FOREVER35才」を目指す上で、脳機能の改善、肌つや、アンチエイジング効果など、様々な心身の改善効果を現に感じています。
これまで数々のダイエットを試みて失敗してきたら、ぜひ本書の一読をオススメします。必ずやこれまであなたの「無明」を照らす光になることを確信しています。
私のブログが今回紹介した本を手に取るきっかけになれば幸いです。お読みいただきありがとうございました。