【読書・おすすめ本】「一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書」 鈴木 祐 著

こんにちは!
ろんじぱぱです!

2年前にダイエットに取り組み、10kg以上のダイエットに成功した私は現在も尚ほぼ同じ体型を維持することに成功しています。

ダイエット 一年間 10kg メリット

ダイエット方式は8時間ダイエットケトンダイエットをハイブリッドに組み合わせて、一時91.6kgだった体重が約1年をかけて一時77kgまで落とすことができました。

その後は既存のダイエット方に筋トレなどを加えて、今現在の体重は約81kg前後で体型はほぼ変わらず、体重を健康的に維持しています。

今回はダイエットの成功のみならず、今の私の体型維持の成功の礎を築いてくれた私にとってかけがえのない一冊を紹介します。

この本に魅せられたキラーフレーズ

人間の体は、生まれつき太らないようにできている

新装版 パレオダイエットの教科書 

新装版 パレオダイエットの教科書 

著者紹介:鈴木 祐

新進気鋭のサイエンスライター。1976年生まれ、慶應義塾大学SFC卒業後、出版社勤務を経て独立。10万本の科学論文の読破と600人を超える海外の学者や専門医へのインタビューを重ねながら、現在はヘルスケアや生産性向上をテーマとした書籍や雑誌の執筆を手がける。自身のブログ「パレオな男」で心理、健康、科学に関する最新の知見を紹介し続け、月間250万PVを達成。近年はヘルスケア企業などを中心に、科学的なエビデンスの見分け方などを伝える講演なども行っている。著書に『最高の体調』(クロスメディア・パブリッシング)、『ヤバい集中力』(SBクリエイティブ)他多数。

「BOOK」データベースより

この本を読んだ感想

一般のダイエット本が色々な挿絵やイラストでカラフルな内容なのに対して、この本は見た目があまり華やかでなく、仮に手に取ってもすぐに本棚に戻してしまうような地味な印象です笑

しかしこの本に書いてあることは、全て科学的根拠に基づいて書かれたものであり、明確な現代科学の裏付けの元に、理論ベースでダイエット方法が示されています。

私も実際、本書が示す通りにダイエットに励んだところ、太らない身体を確かに手にすることが出来ました。

ひとつのダイエット方法に焦点を当てる、ごく一般的なダイエット本とは一線を画し、「なぜ狩猟採集民は健康なのか」という大きなテーマから、科学的に検証して私たちの現代的な生活で取り入れられる様々なダイエット法を紹介してます。

短期的な流行り物のダイエット方法ではなく、無理なく一生続けることができる本物のダイエット法を教えてくれる貴重な一冊です。

気になったキーワードをピックアップ

この本を読んで目からウロコのキーワードを解説します。

現代の便利な生活がもたらす健康問題

狩猟採集民にはデブもがんもうつ病もない

「一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書」より

ジャングルの奥地に住む原住民こと狩猟採集民の人たちをこれまでテレビで何回か見かけたことがあると思いますが、私たちは彼らに対してどのようなイメージを持っているでしょうか?

私の印象は、語弊を恐れず申せば、「不便な地に住んでいて、あまり文明化されておらず、私たちのような現代的な生活が営めず可哀想」など、どちらかといえば、発展途上国の人々を見るような目線で正直見ていました。

しかし皮肉なことに便利な社会にいるはずの私たちは、日々ストレスに追われ、うつ病やガン、成人病などいろいろな現代病に苛まれています。

ところが、私たち誰しもが住みたくないような不便な地に住んでいる彼らは、なんと我々に比べて何倍も健康的な生活を送っているのです!

狩猟採集民の健康的な特徴として述べている本書の一部を抜粋します。

・狩猟採集民にはデブがおらず、たいてい自然に腹筋が割れている

・鬱病や不安症といったメンタルの問題もない

・ガンや糖尿病、心疾患、痛風などの現代病はほとんどない

・コレストロールや中性脂肪、血圧などの数値もパーフェクト

一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書より

狩猟採集民は私たちのように、便利な交通手段もなければ、ジムに行くこともなく、化粧品を使うこともありません。にもかかわらず、彼らは私たちより数倍健やかなメンタルを保ち幸福に暮らしています。

この最大の疑問点を「食う・寝る・動く」の3つの視点から紐解き、現代社会に住む私たちにその不足分を埋める解決法を提示し、今の生活でより理想的な健康生活を目指す方法を本書は示しています。

パレオダイエットの「パレオ」とは旧石器時代を意味する「パレオリシック」の略であり、ダイエットというよりは旧石器時代の生活方式を現代社会にうまく取り入れることができる科学的根拠に基づいた方法が紹介されています。

新装版 パレオダイエットの教科書 

新装版 パレオダイエットの教科書 

なぜそんなに食べてないのに太るのか?

人間の体は生まれつき太らないようにできている

「一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書」より

なかなか衝撃的なタイトルです。私もタイトルを見た時、「いや俺現に今,明らかに太ってるし、どうゆうこと?」と心のなかでつぶやきました笑

私たちの体は遺伝子による体重管理システムである「セットポイント」がもともと備わってあり、食べものがセットポイントを超えると食欲が自然と収まる仕組みになっていると本書で示されています。。

人のもつ「セットポイント」のスイッチ役を果たしているのが食欲を抑えるホルモン「レプチン」なのですが、なぜか現代の私たちの食生活はレプチンがうまく作用せず、つい食べすぎてしまいます。

では何が「レプチン」の機能を阻害し、エラーを引き起こしているのでしょうか?

本書では今の私たちを取り巻くインスタントフードに代表される「加工食品」こそがその元凶だと指摘しています。

わたしも過去に超加工食品の危険性についてブログで紹介しました。

超加工食品 健康 デメリット

また清涼飲料水も立派な加工食品ですね。馴染みのソフトドリンクにはじつは糖分がたっぷり含まれています。

清涼飲料水 やめる 得する

便利の代名詞といえば私もお世話になってきた数々のインスタントヌードル、コンビニ弁当、スナック菓子、ファストフード、清涼飲料水など、口福が約束され、私たちの幸せの一部を成す食品ばかりです。

加工食品は才能ある食品研究者の知恵の結晶です。売上を上げるために、味覚、脂肪、糖分など最良のブレンド常に改良を加え、中毒性をもたせるように今も昔も研究が続けられています。

一度食べたらやめられない」というのは誇張ではなく、まさに私たちの脳がそのような状態になるように加工食品意図的に作られたものなのです。

私も最近、ついお菓子を買ったら、暴走列車になって止められなくなってしまった苦い経験があります。忍耐力には自信があったのですが、お菓子の前ではその力が無力化することがよーく分かりました笑

今後はお菓子は常備せず、食べきる分だけ時折買うように決めた次第です(*´ω`*)

お菓子 体重 増加

カップヌードルってどのような原材料か一見分からないですよね。市販のハンバーグも同様に、どのような肉を使っているか疑問疑問符だらけです。

添加物いっぱいの加工食品を避ければ、それだけで自然と摂取カロリーが減少し、2008年の研究では3週間で約2.5kgもの体脂肪が減ったとの研究があったと本書で示されています。

加工食品を見分けるポイントは「この食品は100年前も食べることができたか?」を基準に選べば自然と体に良い食品を選ぶことが可能です。

加工食品を避ける解決策として、野菜、肉、魚など、なるべく原材料がわかるような商品を食べるようにしてジャンクフードは一日総カロリー全体の2割までと提唱しています。

本当に効果のあるダイエットとは?

短期で終わるダイエット意味はない

「一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書」より

これまで数々のダイエット方法を試してきた私としてはまさに図星で、ドキッとさせられました。

これまで巷で流行っていた「1つの食材を取り続ける」ようなダイエットなど様々なダイエット方式がありますが、本書ではダイエット方法の有無にかかわらず、短期で終わるダイエットはほぼ無意味と断罪しています。

というのも、短期ダイエットは結局その後リバウンドが待っているだけであり、結局体重が元に戻れば何の意味もありません。本書で提唱しているのは無理なく一生続けられる真のダイエット法です。

健康的な狩猟採集民の生活特徴として、空腹時間が長いことが本書で指摘しています。

今風に言えばプチ断食になるのですが、プチ断食は私たちの体を細胞レベルから若返らせる効果があり、近年のノーベル賞を受賞した日本人科学者の大隅博士が証明した「オートファジー」と呼ばれる人間の体に備わったリサイクルシステムを優位に稼働させます。

8時間ダイエットは今現在も私が行っている健康の基盤を成す食事法で、リバウンドもなく安定して健康であり続けています。

過去にブログを書きましたのでどうぞ。

8時間ダイエット プチ断食

オートファジーは故障したミトコンドリアや異常をおこしたタンパク質、劣化した細胞を大掃除する私たちの身体がもつリサイクルシステムです。

私たちがデフォルトで備えているシステムを有効活用することが、皮肉にも飽食な現代で長生きする方法として注目されています。

痩せるための運動をしてはいけない

またまた私たちのダイエットの常識を覆すようなタイトルです。

その根拠として、現代では「運動だけでは痩せられない」という明確な科学的根拠があります。

どれだけがんばっても運動で消費されるカロリーは私たちの消費カロリー全体の30%に満たないため、痩せるにはまず運動でなく、食事改善をしないと不可能なことが証明されているのです。

では何のために運動をするのでしょうか?

本書ではその理由として以下を挙げています。

・若返り

・メンタルの改善

・頭を良くする

一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書より

「狩猟採集民がなぜあのような不便な場所で健康的な身体と精神を手にしているのか」

それを紐解く鍵のひとつが運動量です。狩猟採集民は日中獲物や食物を探して一日に平均6km−16kmを毎日歩く生活をしており、言い換えれば、毎日ウォーキングをしている状態です。

一日に15分のウォーキングを行うだけでも心疾患や糖尿病のリスクが大幅に低下するだけでなく、うつ病や不安性を取り除き、活力や幸福感を高める効果があることが判明しています。

ウォーキングやながら運動(通称NEAT)を行い日常生活の消費カロリー全体を上げることができれば、週3回分ものジム通いと同じくらいの運動量に相当することが判明しています。

過去にブログで紹介した「座らない生活」も私の大切な「ながら運動」の一環です。じつは日中むやみに座らないほうが身体が疲れず、何をするにもすぐ動けるので、メンタルにも健康的なことを実感しています。

座らない 習慣 健康効果

もしウォーキングやジョギングなど長時間を割くことができない方にはぜひ4分間の超時短運動である「HIIT」をおすすめします。

HIIT 時短運動 若返り

心肺機能の強化は脳の神経を増やし脳の認知能力を高めることが証明されており、私自身もHIITを毎日行うようになってから、脳の回転力が高速になったことを実際感じています。

他にあなたを筋トレに誘う伝道師のようなおすすめの一冊も紹介します。

書評 超筋トレが最強のソリューションである

人類は歩くことで獲物を仕留め、食料を採取してきた悠久の歴史があります。

歩行と運動は人類にとって生存のための必須能力であるため、運動が脳を刺激するのは人類の進化の歴史を振り返れば、至極理にかなっていることが推察できると思います。

新装版 パレオダイエットの教科書 

新装版 パレオダイエットの教科書 

さいごに

現在ではダイエットも一巡し、毎日筋トレに励んでいますが、目指すのはバキバキの体ではなく、あくまでも同年齢上で最高のパフォーマンスを目指すため。

私も人並みにお菓子を食べたいですし、アスリートではないので、そこまで自分を追い込む気にもなれません笑

「一般人レベルで健康でベストパフォーマーでありたい」という素人最強を目指す上で、本書の示すダイエット方法はすべて理にかなっています。

今の便利な社会が構築されてまだ半世紀ほど。私たちの人類の600万年の歴史からすれば、現代の便利社会の歴史は大海の一滴に過ぎません。

私たちの頭はその便利さに快適を覚えますが、反面、私たちの体はその便利さ故に徐々に衰えてしまうことに気がつくことが大切です。。

過度な除菌が私たちの免疫力を低下させるのと同様、私たちの体は過剰に便利な社会の盲点を教えてくれています。

「過剰に便利だからこそ、多少の不便を受け入れる」

そのことに気がつくことができれば、今や世界最高の情報をいつでも手にすることができる情報社会で、常に最高の体調でいられることが可能です。

先進国の便利さも享受しつつも、古代から我々がもつ強靭で野性的な強さを手に入れれることが現代の理想の健康のあり方と考えます。

短期的で一喜一憂するダイエット方法でなく、無理なく一生続く真のダイエット方法を知りたいという方はぜひ本書を強くおすすめします。

私のブログが今回紹介した本を手に取るきっかけになれば幸いです。お読みいただきありがとうございました。

【読書・おすすめ本】「一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書」 鈴木 祐 著
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