こんにちは!
ろんじぱぱです!
先日、娘の誕生日旅行に軽井沢に行ってきました。
こちらでもマスク率はほぼ100%。マスク無しでは入店するのに気まずい雰囲気が醸し出されています。
施設の方は当然クラスターで評判が下がることを最も恐れるので、管理を徹底することは理解できます。
店内ならまだしも野外でもマスクをつけてる人がほとんどなことに驚きを隠せません。高原の空気を吸いに来たのにマスクを付けるなんて笑
日本で蔓延しているコロナがインフルエンザより弱毒性であることは明らかに統計が示しています。毎年インフルエンザが流行していた時、経済は止まっていたでしょうか?健常者が全員マスクを付けていたでしょうか?
店側も人も全て見えざる「世間の目」のため、マスクなしでは生きられない異様な社会となりつつあります。
一帯誰のためにマスクを付けているのでしょうか?コロナのため?世間のため?
今回はこのような社会情勢に鬱屈した思いを抱えていた私の気持ちを思いっきり代弁してくれた、気分スッキリ爽快な一冊をご紹介します!
この本に魅せられたキラーフレーズ
新型コロナの死亡者数は毎年餅による窒息で死ぬ人数より少ない

著者紹介:小林よしのり
大学在学中の昭和50年に『ああ 勉強一直線』を投稿。
Amazon 著者についての詳細より
翌年、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にてデビュー作『東大一直線』を連載開始、大ヒットとなる。昭和61年、「月刊コロコロコミック」(小学館)にて連載された『おぼっちゃまくん』が大ヒット。昭和64年にはアニメ化もされ、第34回小学館漫画賞を受賞した。主人公が喋る「茶魔語」が子供たちの間で流行語となり社会現象となる。今でも根強い人気がありグッズ等の販売がされている。
平成4年、「SPA!」(扶桑社)にて、社会問題に斬り込む『ゴーマニズム宣言』を連載開始。すぐさま日本の思想状況を一変する大ヒットとなる。特に、同シリーズのスペシャル本として発表された『戦争論』『戦争論2』『戦争論3』(すべて幻冬舎)は言論界に衝撃を与え、大ベストセラーとなった。現在も「SAPIO」(小学館)にて『ゴーマニズム宣言』を鋭意連載中。
この本を読んだ感想
私が20代の時に戦争論を始め、小林よしのり氏の著書を数多く読ませて頂き、昨今の教育では決して語られることのない歴史のアナザーサイドを理解し、現代の私たちがもつ歴史観が必ずしも正しくないことを教えてもらいました。
20代はほぼ海外で過ごしていた中で、日本の歴史を堂々と説明できる歴史観を持ち合わせていたことに日本人としての誇りを感じていました。
あれから十数年の時が経ち、昨今のコロナ渦の中、マスコミで流される一方的な情報に晒され、考える力を失っている私たちはその影響をモロに受けて強制されずとも圧迫感を感じる閉塞感を感じてます。
この本はそんな疑問を少しでも抱えている人にぜひ読んで頂きたい一冊。
日本のコロナが科学的、これまでの統計的にそれほど恐れるものではないこと、しかしマスコミはそれを公表せず、ひたすら恐怖心を煽り続けていた事、その世論を受けて、慎重だった政府がついに緊急事態宣言をしたが効果があまり見られなかったことなど、まさに目のウロコが落ちる事実ばかり。
科学的根拠と統計に照らし合わせながら、「これちょっとおかしくね?」と一投を投じてくれる画期的な内容になってます。
それだけでなく、人類全体がいかにウィルスとともに生存して進化してきたことなども描かれており、コロナだけでなく、ウィルスと人類の歴史についても触れているので、非常に勉強になります。
歴史上、結果的に国内外で評価の高かった安倍政権を絶え間なく非難し続け、まだ誕生もしていない菅政権をすでに批判し始めているマスコミの異常さとコロナのみならず、ウィルスと人類の関わりを理解するのに最高の一冊です!
気になったキーワードをピックアップ
この本を読んで目からウロコのキーワードを解説します。
コロナが怖くない統計的な根拠
新型コロナの死亡者数は毎年餅による窒息で死ぬ人数より少ない
「ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論」より
思わず目を疑うタイトルですが、実際統計上の毎年の死者数で比較した結果です。著者が参考にしているのは6月3日時点のコロナの死亡者数903人に基づいています。
対して毎年餅による窒息でどれくらい死んでいる人数はなんと1,300人!
餅で亡くなるなんてよほど運がなかったと思うかもしれませんが、実際毎年これほど人が亡くなっていることも事実なんですね。数字にすると改めてその事実に驚かされます。
本書では日本人の年間の死因と死亡者数を列挙しています。
- ガン等悪性新生物 340,000人
- 心疾患 180,000人
- 脳血管疾患 120,000人
- 肺炎 110,000人
- 誤嚥性肺炎 3,8000人
- インフルエンザ 10,000人
- 交通事故 4,500人
- 転落、転倒など不慮の死 9,600人
となり、数字で理解するとなんとも複雑な心境になるのではないでしょうか。
ではブログを書いている9月6日現在のコロナウィルスの最新の数字を挙げてみます。

9月6日現在コロナウィルスの死亡者数は1,361人。餅での死者数よりは多くなりましたが、それでも他の死因と比べれば、経済を止めるレベルではないことが明らかです。
私たちの冬の恒例のウィルス「インフルエンザ」の死亡者数は毎年10,000人。コロナに気を取られているところに今年2020年の8月の熱中症の死亡者数は東京23区だけで170人と過去最多になっています。
コロナウィルスだけが特別扱いされてスポットライトを浴びて注目され続け、挙げ句に経済を止めることがどれほど愚かなことか、統計上の数字だけでも明らかです。
にもかかわらず、私たちがコロナに踊らされるのはマスコミが感染者数を毎日煽るように公表していたから。
誰だって数字が増えていくのを見れば恐怖心が増しますが、その総数を知れば拍子抜けなことが明らかなのです。
恐怖本能にとらわれず、冷静に数字を重視する姿勢を養う一冊として、以前ブログで紹介した世界的名著を紹介します。ぜひこちらも併せてご覧ください。

コロナにおけるマスコミの煽りの偏向報道は明らかにおかしい
根拠のない情報の広範囲にわたる拡散とそれに伴う社会の混乱を「インフォデミック」という。
「ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論」より
先日の旅行先で八ヶ岳ロープウェイに行きましたが、ほぼ無人。貸切状態でした。こんな根拠のないコロナのために経済が。。。本当に悲しい。。。一体誰が得をするのか。。。。
海外はいざ知らず、日本のコロナの弱毒性はこれまでの統計だけでも明らかなはずです。しかし当のマスコミはその不都合な事実は隠し、ひたすら感染者数の増加を日々公表し続け、恐怖心を植え込んでいきました。
ステイホームが善であり、外出するものが悪とする恐ろしい空気を作り上げ、そこに各知事がこぞって独自政策を発表する異常事態。
私たちが家にいればいるほど、番組の視聴率が上がるのは必然です!
恐怖心を煽ればもっと引き込まれて視聴率が上がり、恐怖心のストレス発散で購買意欲が上がるのは、悲しいかな、私たち人の本能なのです。
ストレスと恐怖感理論についてはこちら
9月になった現在、マスコミは一斉に感染者数の数字をいきなり日々公表しなくなりました。同時に関心は新総裁選などに移り、もはやコロナなどなかったかのようです。
しかし、その煽りのダメージはこれから日本経済に深刻な悪影響を与え、マスクしないと、どこにも行けないような世の中になりました。
また冬が来てインフルとともにコロナはやってきます。不都合な真実を伏せてマスコミはまた煽りに来るでしょう。
私たちが正しくコロナウィルスを認識しない限り、一生マスコミの情報の奴隷です。ぜひこの本を読んで少しでもマスコミの情報洗脳から自分を解き放ってもらいたいと切に願います。

さいごに
私たち人がもつ脳の如何ともし難い、愚かさの特徴は、
「いかに楽をしながら最高の結果を求めたがる」に尽きます。
「調べるのが面倒くさいからマスコミ情報をすべて信じ、みんなが自粛とマスクしているから私も行い、自分の世間体を守り、マスクをしていない人を糾弾する」というように世間の空気が徐々に変わっていったのを覚えています。
もはやマスクは世間のためなのです。
しかもマスクに「慣れた」私たちは、マスクを外すことに逆に違和感を感じるようになります。旅行先の新鮮な空気の軽井沢の野外でもマスクを付ける人を多数見かけるのは、そのような心理かもしれません。
私たち日本人の強みは一様にルールを守ることですが、そのルールが本当に正しいのかどうかを考える力は非常に欠けてるように感じてなりません。
今回のコロナ騒動は人が持つ習性の弱点を露呈し、仮にそれが正しくなくても、すでにその流れを変えられない「世間」という全体感の恐ろしさを垣間見せられています。
このような情報洗脳を避けるには、マスコミからもたらされる一次情報のみならず、ネットを通じて複数の情報を集め、情報を三次元で捉えて最後に客観的に「自分の頭で考える」ことが非常に大切です。
「統計と科学的根拠で明らかにインフルより弱い日本のコロナウィルスのために、一生マスクや自粛を強要されるのはまっぴらごめん!」
私の思いはこれだけです。
今回紹介した本で私たちがコロナウィルスに対する視点の一助になることを願い、それが永遠に終わることのないマスク生活と過剰な自粛による人間関係の分断と経済崩壊を少しでも抑止できることを心より願っています。
私のブログが今回紹介した本を手に取るきっかけになれば幸いです。お読みいただきありがとうございました。