【読書・おすすめ本】「「空腹」こそ最強のクスリ」 青木厚著

こんにちは!
ろんじぱぱです!

40代初めの頃を振り返ると、健康診断の結果はいつも中の下。評価BとCを中心に時折Eがあり、もしAがあったら喜々としてたのを未だに懐かしく思います。

それから約3年間が過ぎ、試行錯誤の末、たどり着いたのが「8時間ダイエット」でした。その後も継続的にライフスタイルとして定着し、毎年の健康の診断の結果を見ては、その方向性が間違っていないことを確認しています。

今回紹介する著書は、まさにそんな私のやり方を背中から後押ししてくれるような一冊。

健康のために「あれを食べろ、これは食べるな」と言う前に、「食べないこと」がじつは一番身体にいいことなんだと教える、思わず「えっ?」となってしまうような不思議な理論です。

これまでの一日三食の常識を覆す画期的な方法であり、それを実践している私自身が自身をもって紹介したい一冊です!

この本に魅せられたキラーフレーズ

一日3食は、胃腸を疲れさせ、体の不調を招く

「空腹」こそ最強のクスリ

「空腹」こそ最強のクスリ

著者紹介:青木厚

医学博士。あおき内科さいたま糖尿病クリニック院長。自治医科大学附属さいたま医療センター内分泌代謝科などを経て、2015年、青木内科・リハビリテーション科(2019年に現名称に)を開設。糖尿病、高血圧、脂質異常症など生活習慣病が専門。糖尿病患者の治療に本書の食事術を取りいれ、インスリン離脱やクスリを使わない治療に成功するなど成果を挙げている。自身も40歳のときに舌がんを患うも完治。食事療法を実践してがんの再発を防いでいる。

「BOOK著者紹介情報」より

この本を読んだ感想

私もそうでしたが、20代から30代の若い時は食事法など気にもとめません。興味があるのはダイエットだけであり、健康診断などお遊びとしか思っていませんでした。

そう、30代までは。

40代になるとこれまで恩恵に預かっていた新陳代謝や、身体の酵素が激減します。これまではただ「太り気味」で済んでいたのが、40代では糖尿病、高血圧の投薬の危険性が身に迫る危機として感じられるようになりました。

そのような複合的な健康の危機を根本から改善してくれるのが、今回紹介する著書の「空腹の力」です。

本書では「空腹」が私たちの身体で様々な優良な作用をもたらすことを医学的に分かりやすく説明してくれています。

初めはこの「半日断食」に懐疑的だった人でも、この本を読めば「ちょっと試してみようかな」と思う気になるほど、身体にとってありとあらゆる効能が書かれているのです。

「断食」が体にいいと聞いたことがあっても、いざ実践するには気後れします。丸一日は無理としても、半日だけでも「断食」を食事習慣として取り入れられれば、明らかに私たちの身体は変わります。

それは私自身がこの3年間で実感したことであり、また健康診断でも実証されました。私たちが生きるこの長い時代を生きる上で、必ず助けになる食事術です。

本書を通じて、この飽食の時代で埋もれてしまった私たち人間のもつ身体の「真の力」を引きだし、人生100年時代の基盤となる食事術を確立してもらえたら、これほど幸せなことはございません。

それくらい力を込めるほどおすすめしたい、真の健康を目指す食事法です!

気になったキーワードをピックアップ

この本を読んで目からウロコのキーワードを解説します。

毎日の半日断食が様々な若返り効果をもたらす

アメリカの最新研究が証明。「空腹」こそが長寿と健康のカギだった

「「空腹」こそ最強のクスリ」より

アンチエイジングを考えたときに、いろいろ「何を食べるか」に気が向かいがちですが、じつは「何も食べないこと」がベストだったという奇想天外な答えです!

胃腸や肝臓を消化から開放して休ませることで、内臓の疲れがリセットされ、私たちがもつ本来の機能が蘇り、ありとあらゆる効果が期待できます。

  • 脂肪の分解とダイエット効果
  • ミトコンドリア活性化と活性酸素の除去
  • 血液の改善効果
  • 風邪、ウィルス、アレルギーに対する免疫力アップ
  • 慢性的疲労の改善
  • 肌荒れ、便秘、生理不順の改善
  • 集中力アップ
  • ガンや認知症の予防

ここまで色々羅列すると胡散臭く感じるかも知れませんが、ちゃんと科学的に証明されているのです。

私たちが食事をしてから10時間を超えると、胃腸の消化時間が終わり、徐々に「空腹の力」が発揮されるようになります。

脂肪の分解から始まって血液の流れが改善されはじめます。同時に身体に蓄えられていた糖質が使い果たされ、代わりに体内で「ケトン体」が創り出されます。

「ケトン体」は脂肪から捻出された糖に代わるエネルギー源であり、活性酸素や炎症から神経細胞を保護する作用があるのです。

さらに空腹時間が増えると「オートファジー」という機能により細胞内の古くなったタンパク質やミトコンドリアが除去され、新しく作り変えられます。

この細胞内の大改修が私たちの体の中で日々行われるようになると、先程羅列した全ての奇跡が体内で起こり始めるのです!

空腹の時間を長くすることによって、体が消化から余った機能を体内の大掃除に使うことができるんですね!

健康と若さを維持する上で「空腹の力」がもたらす効能は計り知れないと本書では力説されています。

「空腹」こそ最強のクスリ

「空腹」こそ最強のクスリ

毎日半日断食を行って感じた効果と感想

これまで半日断食を曲りなりとも3年間行ってきた私が日々感じている半日断食の効果を紹介します。

半日断食による集中力の向上

野生動物が獲物を狙う姿を見ると、眼光が鋭い時は常に空腹であることがわかりますよね。手術が立て続けに入っている外科医も集中力を維持するため、食事を抜くとの話を聞いたことがあります。

私も朝は朝食を取らず、「バターコーヒー」だけを飲んで直接仕事に向かいます。

昼過ぎになると少しお腹が空いてきますが、一定時間立つと空腹感はなくなります。そしてその後に訪れるのは集中力の格段の向上です。

空腹感が増せば増すほど、集中力が研ぎすまれていくような感覚になり、ふだんドジな私でも、この時は非常に気がつく男になります笑。

この集中力が維持される感覚が大好きで、最近ではランチを食べることを惜しく感じるくらいになってます。

空腹 集中力アップ

半日断食による精神の安定性

半日断食では無論、糖質を取らないので、血糖値を安定的に低く抑えることができ、精神の乱れやムラがなくなります。

お腹がいっぱいだと、意識が「ぼうっ」と霧がかかったような感じになりますが、空腹時にはまるで、済んだ空気のように意識が感じられるようになります。

常に精神が一定になるので、あまり気持ちが動いたりすることが少なくなり、動作が安定的になってきます。

現在職場にて、感情の安定性で頼りにされているのは、以前の私には考えもしなかったことであり、まさに半日断食による恩恵そのものと感じています。

半日断食で風邪を引かない免疫力を身につける

さかのぼること5年前。タバコを吸い、常に菓子パンを食べ、レトルトカレーを常食ランチにしていたあの頃。年に平均3回は風邪や熱を出しては四苦八苦し、常にロキソニンを持ち歩いていました。

半日断食を始めてから、変わったのはなんと言ってもその免疫力です!風邪で体調が多少落ちても回復力がハンパなく、滅多なことでは悪化しません。

半日断食を始めてからの3年間は一回も病欠もなく、「休まない男」としての密かな評判も得てると確信しています笑

ここ最近は朝起きると鼻水が出る状態で、ちょっと風邪にやられがち。しかし不思議なことに仕事中のちょうど11時頃(最後の食事から12時間ほど)になると、なぜか鼻水が収まってくるのです。

同時に体調もどんどん上向きになり、今ではロキソニンなど飲まなくても、多少の体調の低下は容易に半日断食の免疫力で対応できるようになりました。

私たち体のもつ治癒力にいつも驚かされます!

半日断食によるダイエット効果

私が以前、91㎏から78㎏へダイエットを成功させた時、この半日断食による「8時間ダイエット」は大変効果的でした!

その後体重が定着後も半日断食を継続した結果、以前のように強烈なリバウンドはせず、体重が落ち着いたあとも80㎏前半を保っています。

また健康診断の結果が示すとおり、毎年、脂質の項目でAをとることもできており、半日断食の食生活は長年続けることができる基盤となりえる食事術として確立しています。

半日断食による健康診断の結果の向上

9月の初めに受けた健康診断の結果を10月に受け取りました。依然として改善すべき項目がありますが、3年連続でおおむね良好な結果です。

半日断食の体の内部の改善効果はなかなか目に見えないため、わかりにくいですよね。

そのような意味で、半日断食に取り組み始めた直近3年の健康診断の良好な結果は、今の食事法の正当性を後押しする客観的な健康指標として注目しています。

血圧は遺伝的にこれまで難があるものの、それ以外ではほぼオールAなので、これまでと同様、この食事法を続けていく有効な証明となっています。

「空腹」こそ最強のクスリ

「空腹」こそ最強のクスリ

さいごに

この「半日断食」の魅力は、じつは他の有力なダイエット法と容易に結びつけることができることです。

以前ブログで「朝食を抜くメリット」について書きました。朝食の代わりに「バターコーヒー」を取ることで胃腸を休めることができます。

バターコーヒーの材料である「ココナッツオイル」は空腹の体内で生産されるケトン体の量をを増加させ「ケトジェニックダイエット」の効果も得ることができるのです。

本のタイトル「空腹こそ最強のクスリ」は一番お金もかからないコストでも最強のダイエット法でもあり、同時に食べたいものにあまり制約を設けず「食事の満足度」を維持することができる点で画期的な食事法でもあります。

ぜひ本書を読んで医学的に正しい食事術を身につけ、日常のパフォーマンスと生活満足度を上げていきましょう!

私のブログが今回紹介した本を手に取るきっかけになれば幸いです。お読みいただきありがとうございました。

【読書・おすすめ本】「「空腹」こそ最強のクスリ」 青木厚著
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