【読書・おすすめ本】「あなたの脳のしつけ方」中野信子 著

こんにちは!
ろんじぱぱです!

最近、メルカリとかで頻繁に服を買うようになって気づいたことがあります。

「結局たくさんプライベート用の服を買っても、一ヶ月で何回着られるのだろう?」と。

思えば、週の5日間は勤務。基本週2日しか休みがありません。しかもその中で外出する機会を考えたら、「せっかく買った服や靴を利用する機会は限りなく少ないんだなぁ」と最近感じるようになりました。

そこで今では筋トレなど中心に「自分」に関心の対象を向けています。

理由はシンプル。「自分とは24時間一緒」だからです♪

私たちはみな結局自分が大好き。だから肝心な自分に興味を持って強化すれば、自己価値や自信がつき、しかもそれはどんな場面でも、どんな時でも「あなたのもの」です!

そんな「自分」を構成し、しかしあまり注目がいかない重要な部分「脳」について「しつけ方」を教えてくれる面白い一冊をご紹介します!

この本に魅せられたキラーフレーズ

人間は注意散漫な方がむしろ”正しい状態”

あなたの脳のしつけ方

あなたの脳のしつけ方

著者紹介:中野信子

1975年生まれ。東京都出身。脳科学者、医学博士、認知科学者。東日本国際大学教授。東京大学工学部応用化学科卒業後、同大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。フランス国立研究所ニューロスピンに博士研究員として勤務後、帰国。現在、脳や心理学をテーマに研究や執筆を行っている。著書に『脳科学からみた「祈り」』(潮出版社)、『努力不要論』(フォレスト出版)、『サイコパス』(文藝春秋)、『キレる!』(小学館)など多数。テレビのコメンテーターなどで活躍中。

「BOOK」データベースより

この本を読んだ感想

「脳科学」と聞くと、いかにも難しそうで敬遠しがちになりますが、本書は脳科学を私たちの実際の生活に落とし込んで、どうしたらうまく「脳をしつけて」スムーズな行動ができるかを解説しています。

非常に親しみやすく、口語的なわかりやすい文章で、時折難しい単語がでてきても気にならないほど、楽しく読み続けられます。

これまで人生経験で「なんとなく思っていたこと」が本書を読むことで、科学的根拠をベースに明確に理解することができるようになり、自分との向き合い方を学ぶには最適です。

自分の人生経験だけでは所詮サンプル一人です。例外はありますが、科学的根拠はたくさんのサンプルを集めた分、信憑性が明らかに違っていて、試してみると実際うまくいくことがほとんど。

本書を読むことで自分の中の脳をうまく飼いならすことができれば人生楽しくなりますよね!面白おかしく自分の脳を理解することができるおすすめの一冊です!

気になったキーワードをピックアップ

この本を読んで目からウロコのキーワードを解説します。

集中力がないのは子供だけでない、大人も同じ

脳の構造上集中しにくいようになっている

「あなたの脳のしつけ方」より

私は子供の時から注意散漫と言われ、とかく注意力がないとよく周りに言われてきました笑。

今現在でもブログを打ちながら注意力の無さをひしひしと感じていて、一センテンス打つたびに、すぐケータイ、コーヒー、気晴らしと、見事なまでに集中できていません笑

「集中力のなさ」は私の代名詞と思っていましたが、本書ではそれは脳の構造によるものと科学的根拠に基づき否定してくれています。

人類は生き延びるため、目の前の果実よりも身に迫る猛獣に注意を向けるような警報装置が作動するように進化してきました。

それが大脳の内側面にある「帯状回」と呼ばれる部分で、脳は周囲の状況を無意識で監視し続け、「身の回りのおかしなこと」、様々な異常を検知するシステムになっています。

つまり私たち人間は注意散漫なほうがむしろ「正しい状態」なのです。

もし本気でブログに集中したければ、その警報を外すのが一番。たとえば、携帯を近くに置かないのが一番集中力が上がります。

SNSやネットの通知はまさにその脳の構造を狙ったもので作られていて、人の注意を引くためにあります。実際、ただ携帯を横に置いておくだけで、無意識に携帯を意識して集中力が確実に削がれていくのを実感します。

試しに携帯を他の場所に移すと「あら不思議!」。脳が「ほっ」とリラックスした状態を感じ、より目の前の作業に集中できることを確認できました。

集中力を高める一番の方法は「警報装置」を作動させる周囲環境をできるだけ排除することに尽きるのです。

ブログは趣味の範疇なので、そこまでストイックにやることはないですが、いざ集中力を高める方法を正しく知っておくことはとても役に立ちます。

あなたの脳のしつけ方

あなたの脳のしつけ方

やる気スイッチの入れ方

脳の構造上、「やる気は、やり始めてから出る」ようになっている

「あなたの脳のしつけ方」より

始める前は何事もかったるく感じ、始まったら何故か自然とスムーズにこなしていることってありますよね。

私たちの脳は「今行っていることをできるだけ継続」することが得意で、新しいことを始める際には様々なブレーキがかかるようになっています。

なにか新しいことをするときには、飛行機の離陸と同じで、相当なエネルギーが必要なのです。

反対に一旦始めてしまえば、今度は脳の続けるという「慣性の力」を逆利用して、やる気がどんどん上がってくるのを感じます。

今でもブログ、毎日の筋トレなど、習慣化していますが、始まるまでは結構ウダウダしています。そんなときには「やる気まだないけど、とにかく始める!」のが最良の解決方法です!

脳の司令塔のやる気スイッチが固くて押せなければ、指や足などの末梢の神経のスイッチから押していくと、結果的に脳のスイッチもほどなくオンになります。

私たち人ってなかなか小難しくできていますね笑

努力できるのも才能の一つ

私が初めて「努力」にぶつかったのは小学生から続く「勉強」にあるのかもしれません。あまり面白くないけれど、点数取れると親が喜ぶし、友達とも点数競争をしていたので、無理やりがんばっていました。

ただ大学に合格してその反動がでたのでしょう。それ以降は本を一切読まなくなりました。「努力」=「自分を無理させてがんばるもの」という固定概念が埋め込まれてしまったのです。

脳科学的視点から見ると、努力できないのは決してダメ人間だからではなく、脳の構造がそうなっているからと本書では述べられています。

「努力」を「苦しさ」や「無理やり」で埋めるのではなく、うまく楽しみや快感に変換できる「努力遺伝子」のようなものを兼ね備えている人が努力する才能に恵まれている人と言えます。

脳は安定を好み、変化を嫌う性質があります。

脳の一部分に「島皮質」という部分があり、私たちが行動を起こそうとすると「面倒くさくない?」「ムダだからやめようよ」など脳にブレーキをかける悪魔のささやきのような役目をしているところがあります。

私たちが行動を起こすにはこの島皮質の誘惑を突破しなければなりません。

行動を起こすことによる脳の報酬や成果を脳がより感じることができれば「努力できる人」、できなければ「努力が苦手な人」と、それぞれ特長が分かれるのです。

今私が感じる「努力」は以前の「無理やり」のイメージとは明らかに違います。

私の例を挙げると毎日継続していることに「筋トレ」「8時間ダイエット」「ブログ書き」「健康的な食事」などがあります。

これまで自分がダイエットなど何一つ成すことができなかったことを知っているので、私の脳の構造は「努力ができない人」に分類されると思います。

それを補うため、取り組んだのが習慣の力です。習慣は努力を必要としません。まるで自動運転のように、一旦始めたら勝手に体が動くようになります。

最初の一ヶ月位は非常に「努力」(意志の力がいる)が必要ですが、体が慣れれば、もうしめたもの!こんどは「やらないと脳が気持ち悪くなる」ように変化していくのです。

また私は長く習慣を継続するため、「面倒くさい」という島皮質の性格も取り入れています。

例えば、毎朝の「筋トレ」はメニューは変われども、絶対30分は超えないこと。瞑想は10分間を超えない。健康的な食事はしてもお菓子も食べるなど、いろいろなところで自分を許しています。

適度に「島皮質」のニーズを満たしてあげないと、脳の不満が爆発して習慣が途切れてしまう恐れがあるからです。自分の脳と妥協点を見つけることが仲良く継続できるヒケツです。

もう一つ私が心がけている大切なことは「他人と競争しない」こと。目標はあくまで「最高の自分」であり、他人は関係ありません。

一年前より今現在の自分が成長と充実さを感じていればそれで十分なのです。

とかく他人と比較すると、ブログではお金を稼げていないことで気が滅入りますし、筋トレだって私を凌ぐ人は数多います。

「うらやましい」などの比較による嫉妬心は自分の心をただ挫折させ、「どうにでもなれ効果」をもたらし、習慣が途切れやすくなってしまいます。

嫉妬心を外せば、自分より優れた他人を見た時に、他人の成功の結果ではなく、成功への「プロセス」に興味を持つようになります。

「どうやったらあんなふうになれるんだろう」と知的好奇心を刺激されれば、その人に聞いたり動画を見たりすることで、結果として自分の向上につながることができるのです。

上手く「努力」を「努力してる」と脳に感じさせないように飼いならすことが継続のヒケツと感じています。

あなたの脳のしつけ方

あなたの脳のしつけ方

さいごに

「自分の脳を理解する」というのは、なかなか大それた考えと思われがちですが、私たちは人である以上ある程度共通の「脳のOS」を備えています。

外国人も私たち日本人も、言葉や文化における価値観が異なりますが、容易に共感したり理解しあえることができます。脳の基本OSはほぼ一緒なのです。

自分の脳のOSを理解すれば、より客観的に自分を理解することができ、これまで「気合や根性が足りない」など、無意味な精神論で悩むことがなくなり、より自分の脳を飼いならすことができます。

脳を特徴を本書は分かりやすく説明しており、非常に親しみがもてる一冊です。ぜひこの機会にご一読ください!

私のブログが今回紹介した本を手に取るきっかけになれば幸いです。お読みいただきありがとうございました。

【読書・おすすめ本】「あなたの脳のしつけ方」中野信子 著
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