【読書・おすすめ本】「これも修行のうち。」 草薙龍瞬 著

こんにちは!
ろんじぱぱです!

前回紹介した「反応しない練習」では心の持ち方に非常に感銘を受け、今現在でも心のあり方の拠り所として、今でも何度も読み返しています。

読書 おすすめ本 反応しない練習

今回の作品は、待望の続編!というか、最近続編があるのをやっと気づいてさっそく購入しました!

なかなかこういう「心」を取り扱った本って少ないので、非常に親近感がもてて読んでいて嬉しくなる一冊です♪(*´ω`*)

この本に魅せられたキラーフレーズ

疲れた時は、「感覚」に帰る

これも修行のうち。 実践!あらゆる悩みに「反応しない」生活

これも修行のうち。 実践!あらゆる悩みに「反応しない」生活

著者紹介:草薙龍瞬

僧侶、興道の里代表。1969年、奈良県生まれ。中学中退後、16歳で家出・上京。放浪ののち、大検(高認)を経て東大法学部卒業。政策シンクタンクなどで働きながら「生き方」を探求しつづけ、インド仏教指導僧・佐々井秀嶺師のもとで得度出家。ミャンマー国立仏教大学、タイの僧院に留学。現在、インドで仏教徒とともに社会改善NGOと幼稚園を運営するほか、日本では宗派に属さず、実用的な仏教の「本質」を、仕事や人間関係、生き方全般にわたって伝える活動をしている。

「BOOK」データベースより

この本を読んだ感想

これまでマインドフルネスに興味を持ち、瞑想を三年以上続けて、「心の変化」には以前に比べてかなり気付けるようになりました。

瞑想 効果

しかし、肝心なのは「気づいたあと」にどのようにすれば良いのか、これまで具体的な方法について明記した本に巡り会えませんでした。

前回紹介した本「反応しない練習」では、これまでの知識の隙間を埋める「心の在り方」を説いた画期的な本。

そして今回の本は、前回の「心の在り方」の実践編になります。日常の場面で怒った時、イライラした時、その時実際にどのように「心」を取り扱うのかを具体的な方法が説かれています。

仏教という宗教色は全く感じず、ただ純粋に心の在り方の手ほどきを受けることができて、これまで知らなかったやり方に非常に新鮮さを感じます。

この本を読むことで、はじめてブッダの知恵に興味をもつきっかけにもなり、「悟りの世界」の一片に近づけるような感覚をもつことができるようになります。

まさに日常における心への向き合い方を変え、人生観を変えるきっかけを与える非常に価値のある一冊としておすすめします!

気になったキーワードをピックアップ

この本を読んで目からウロコのキーワードを解説します。

イライラやストレスを感じたらどうしたらいい?

疲れたときは、「感覚」に帰る

「これも修行のうち。」 より

イライラやストレスを感じたとき、みなさんはどう解消していますか?

私たちがストレスを感じた時は主に「自我」から生じる「心の反応」が炎症を起こしている状態。自分の思い通りにならないことに腹を立て、なかなか気持ちが収まらない状態です。

この気持を収めようと、テレビやネット、アルコール、過食、ゲームなどを気分転換ににする人もいますが、じつはこのような憂さを晴らす手段はあながち正しいやり方とは言えません。

ブッダの知恵を借りると、ストレスなどは「心の反応」が過剰になっている状態。

ストレス解消のためにテレビやネットを見ると「心の反応」はますます止みません。憂さ晴らしのつもりで行った行動が、次なる「心の反応」を呼び起こします。

心を休めるつもりが、「心の反応」が続くことで新たな興奮や落胆などの感情を招き、かえって精神的にもっと疲れてしまったことがあると思います。

「心の反応」をストップさせる一番の方法は「感情にも思考にも、心を使わない(反応しない)」ことが大切。

「心の反応」を止める基本は別の刺激を頼るのでなく、「感覚を意識する」ことが大切なのです。

ふと外に出て風を感じたとき、ほのかに季節の花の匂いが流れてきたとき、私たちは得も言われぬ幸せな気持ちになります。

感覚に立ち帰ると不思議と心を休ませることができます。私たちの心は常に自分にとって「よい」「悪い」を無意識に判断し、そこから「快」や「不快」の気分を生み出します。

それに対して感覚の世界は「理解」そのものであり、「良し悪し」の判断でなく、あるものをそのまま「認識する」「気づく」。そこに心の判断は必要ありません。

そのような感覚を意識する状態を「マインドフルネス」と呼び、昨今グーグルを始め、名だたる大企業で取り入れられている感情の整理法であり、中でも「瞑想」は自身の感覚を認識させるもっとも効率的な手段として、一般にも普及しています。

瞑想 効果

このような「気づきの力」をブッダは「サティ」と呼び、常に「サティ」を絶やさぬことがストレスや雑念を洗い流し、集中力や認知能力などあらゆる心の能力を上げる手段と説いています。

「心のスイッチ」を感情や思考から「感覚」に切り替えることで、頭に湧いた雑念が一瞬にして浄化されます。

そもそも感情は雲のように湧き出てきては消えていくおぼろげなもの。一瞬湧いた負の感情は、自分の思い込みによって、いくらでも雷雲になりえます。

「深呼吸」をしたり、「足の裏」など自身の体の感覚の一部に意識を向けることで、かえって雑念が消えることを学んだことは、私の中でこれまで巡り合わなかった画期的な知恵でした。

不快な気持ちを感じた時は、すぐ「足の裏の感覚」と「深呼吸」をセットにしてイフゼンプランニングで意識的に組み込むように練習する毎日です。

これも修行のうち。 実践!あらゆる悩みに「反応しない」生活

これも修行のうち。 実践!あらゆる悩みに「反応しない」生活

正しい心の持ち方とは?

「こころの基本は「ニュートラル」と知る

「これも修行のうち。」 より

これまで無表情で感情を表に出さない人は、ひとくくりに「面白みがない人」と捉えていた側面がありました。外国人など表情や感情などが豊かな人ほどなぜか「人生を楽しんでる、成功している」ような感覚を受けます。

テレビ、ネットでも「楽しいことをしよう!」と題して、旅行、食べ物、衣食住の新商品などを取り上げ、「いつも楽しく、喜びでいっぱいにする」ことを心の理想のあり方と考えがちです。

仏教でいう理想の心のあり方とは「快(楽しい、ハッピー)」でも「不快(苦痛、嫌悪)」でもなく「ニュートラル(快でも不快でもない状態)」であると本書では指摘しています。

心をニュートラル状態にしておくことは、テニスで例えるなら「センターポジション」。どのようなボールが飛んできても対応できる合理的待機位置を意味します。

もし心の状態が「快」の状態に傾いている状態で何か予測できないネガティブな出来事に遭遇すると、一気に「不快」な気持ちに傾いたことは経験がないでしょうか?

楽しい食事を期待してレストランに行ったら定休日だったとか、せっかく楽しみにしていたデートや約束の日が雨だったとか。

期待に胸を膨らませ、心が「快」の状態に思いっきり偏っていると、現実は時として逆サイドにボールを打ち込んできます。

ニュートラルにいない私たちの心は、その理不尽な現実のボールの動きについていくのが精一杯。たとえ追いついて打ち返しても、もう心は疲労感でズタボロです。

逆もまた然り。「不快」な感情で心が覆われていると、現実ではたくさんの「快」のボールが来ていても、わざわざ逆側まで走って、そのボールを打ち返そうとはしません。

心をニュートラルに保つことは、現実のどのようなボールにでも対応できる理想な心の習慣なのです。

また、私たちが何かに集中する際の心の在り方は「快」、「不快」などの興奮状態ではなく、「安らぎ」「落ち着き」「穏やかさ」など心がニュートラルな精神状態から始まっていることが分かると思います。

心の習慣を「ニュートラル」に設定すれば、本当に自分が「やりたいこと」に対しても邪念に気を奪われず、しっかり集中して取り組むことができます。

「不快」な気持ちならともかく、「快」の喜びを抑えることは人としてなかなか難しい課題ですが、歓喜や悲哀の感情の渦の中でも「冷静さ」を保つことが大切なんだと解釈しています。

人生を楽しく生きる方法とは?

心の容量は「限られている」!「人生を楽しむ」とは、いわば「心を節約する」こと

「これも修行のうち。」 より

私たちにとって「時間」は唯一貯金できないもの。

起きて時間を感じた瞬間から流れ始め、何をしていてもサラサラと過ぎていきます。一日はたった1,440分しかありません。

人生を楽しくするには無論「不快」な気持ちを避け、喜び、楽しさなど「快」の感情を増やすことが大切です。

ネガティブ感情を「支出」だとすれば当然ポジティブ感情を「収入」ととらえ、ポジティブ感情の貯金が増えれば増えるほど人生が豊かになります。

しかし私たち人類は生存のため、ネガティブ感情がポジティブ感情の6倍も強烈に記憶に残るように脳に刻み込まれています。

愚痴 悪影響

私たちの心はちょっとマルチタスクをしただけでも、どっち作業も中途半端になるほど、容量の小さいPCそのもの。

そんな限りある心の容量を、一日の限りある時間の中で最大限に活用するには、いかに「限りある資源」である心の意識を「何に使うか」という姿勢がとても大切です。

「不快な感情」に心を割いて時間を無駄遣いするのは、まさに心と時間のムダづかい!不快な感情に無用に反応する自分の心を手なづけ、良い方向へすばやく舵を切るようコントロールする必要があるのです。

「反応しない練習」を繰り返すのは、「心の節約」をすることで、本当に私たちの生活で「大事なこと」に心を注入するための最善の手段なのです。

これも修行のうち。 実践!あらゆる悩みに「反応しない」生活

これも修行のうち。 実践!あらゆる悩みに「反応しない」生活

さいごに

これまで紹介した2冊を読んでからは、私も日々の暮らしの中で、「気づき」にこれまで以上に重きをおいています。

「気づき」は実際行うと非常に難しく、意識していても、あっという間に無意識に戻っていつもの自分に元通りになってしまいます。

まさに毎日が「気づき」の修行。最近室内で裸足生活を始めたのも、「気づき」の練習の一環であり、また裸足の生活が様々な健康上のメリットももたらしてくれることもわかりました。

裸足 生活 健康

ブログを書いている今でも足裏の感覚を感じながら書くようにしていますし、毎日が自己修行です。

心が弱いことを自覚している私にとって「常に自分と向き合う」ことによって常に自分の心を監視しながら、少しでも自己成長していることに喜びを感じています。

そんなきっかけを与えてくれる今回の本「これも修行のうち。」はまさにあなたを導く正師として読んで頂きたい一冊です。

前回紹介した本「反応しない練習」とともに、人生観を変える修行の第一歩として、強くオススメします!

私のブログが今回紹介した本を手に取るきっかけになれば幸いです。お読みいただきありがとうございました。

【読書・おすすめ】「これも修行のうち。実践!あらゆる悩みに「反応しない」生活」 草薙龍瞬 著
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