【自閉症 育児】相手を変えず自分を変える

こんにちは!
ろんじえぱぱです!

娘は今年に入ってなぜか自傷行為が頻発するようになりました。離婚による環境の変化など原因は枚挙にいとまがありませんが、今回はすでに3か月も続いている状態です。

幸い元妻の協力もあり、この春休みは小旅行に何回か出かけていますが、娘は終始奇声と自傷行為を繰り返す毎日。いくら言っても聞きません。

だんだん症状が悪化していくのを目の当たりにして、多少心が折れかけて娘を嫌いになっていく自分がいました。

そんな自分を励ます意味でもブログを綴ることによって、日常の小さな支えになればと思っています。

相手を変えず自分が変わる

神よ、
変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。

ラインホールド・ニーバー(大木英夫 訳)

私の大好きな言葉、アメリカの神学者ラインホールド・ニーバーの祈りです。

娘が自閉症であることは紛れもない事実であり、現実です。そして現時点で治療法がないも事実。

娘を変えようと努力しても徒労に終わることが多く、精魂が疲れ果ててしまうと愛情が怒りに変わること何度も感じました。

まずこの現実を今一度しっかりと受け入れることが必要です。

娘の病状の改善を願い、色々努力を重ねてきましたたが、やはり自閉症は脳の病気だけあって、あまり良好な結果が出ていないのが実情。

自分がコントロールできる可能性を見極め、私の持つ注意力や集中力をコントロールできる領域に集中的に投下することが大切だと痛感しました。

コントロールできないことを見極める

娘は生まれながらにして、一般の子供が当たり前のようにできる言葉を上手く操れず、今だ4-5歳児のような行動をとります。

私が叱った直後に唾を吐いたり、反抗的な態度を取ったりもします。

言葉ができない分大目に見ていましたが、百人中百人が不快と思われる行動をとるので、何百回も注意し、時には声を荒げたりもしましたが、結局は何も変わりませんでした。

自閉症は立派な脳の病気。現時点で私ができることは限りがある。

娘の症状を改善することを願い、かなわず絶望に明け暮れるよりも、自閉症を治すのは不可能と考え、いかに寄り添っていくかを考えた方がより生産的ではないかとの考えに至りました。

コントロールできることを見極める

相手を変えられないのなら、変わるのは私自身しかありません。そもそもこれまでの人生で相手を変えたことなどほぼ経験がなかったような気がします。

私自身が変わることこそが唯一コントロールが可能であり、それが状況を転換しうる唯一の道なのです。

自閉症へのかかわり方を変える

これまでの私はどうしても娘の自閉症を改善することに重きをおいてきました。それが今回の症状の悪化で心が折れかけました。

まるで娘に裏切られた気持ちになり、愛情が憎しみに変わる心模様を自分自身が感じることができたのは今回の数少ない収穫でした。

自閉症は風邪とは違い、私自身にその経験がありません。故に共感がしにくく、なぜ娘がそのような行動をとるのかが不可解なのです。

以前は不可解な行動をとるたび娘を責めていましたが、今では考えを一転させました。

「娘もなりたくて自閉症になったわけではない。娘は生まれながらに被害者である」

娘を憎むのではなく病気を憎むことで、娘がどのような不可解な行動をとっても優しく慈悲心を持った心で接することができるようなったと感じています。

セルフコントロール力を高める

セルフコントロール(Self-control)、自制(じせい)とは、誘惑や衝動に直面した際に、自己の意思で感情、思考、行動を抑制すること。直接的な外的強制力がない場面で自発的に自己の行動を統制する行動プロセスである

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

日常においての幸せの定義とはいかに自分がコントロール感覚を持っていることが大変重要です。

自閉症の改善に取り組み、うまくいかなかったことでコントロール感を失い、幸福感が薄れてしまったことが最近の傾向でした。

セルフコントロール力を高め、自分自身が運命の主人である感覚を取り戻すことで、自分自身が運命に手綱を引くことができるようになります。

実際どれだけ実際にコントロールできるかではなく、自分がどのくらいコントロールできると思っているかが幸福度を決める重要な要素になっているのです。

感情をコントロールしてストレスに対処する。

娘に関わるにあたり感情に向き合うことは非常に大切。毎日大なり小なり感情がこみ上げ、ストレスに苛まれる場面があります。感情の乱れに対処し、ストレスをなるべく避けるために様々な試みを行ってきました。

娘の対処に苦慮する中で、数ある本の中から採用した方法によって結果的に私の感情コントロールのレベルは格段に上がっていきました。

感情コントロールはセルフコントロール力を向上に欠かせない能力。怒りやストレスを減らすことで気持ちにゆとりが生まれ、娘に対しても怒り狂う他に色々な選択肢があることを教えてくれるからです。

まとめ

娘はブログを書いている現在もベッドルームで同じように奇声を上げています。

時折得も言われぬ悲しさに包まれることもありますが、娘に係わることで私と元妻の人間性はどんどん豊かになってきたのも事実。

娘との係わり会いの中で自分自身に向き合い、自分のセルフコントロール力を高めることに人生の生きがいを見出すことができるようになったのは、何も取り柄がなかった私が娘から頂いたかけがえのないギフトです。

「今の私は娘に何ができるのか。どのように寄り添うべきなのか」

常に試行錯誤を繰り返し考えながら、新しい方法を試す毎日。そしてそのような精進の日々が私のより良い成長をもたらすことを信じています。

私のブログから何か少しでも皆さんの考えの一助になれば幸いです。お読みいただきありがとうございました。

ろんじえぱぱ

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