こんにちは!
ろんじえぱぱです!
皆さんは仕事から帰宅後何を食べていますか?
以前のわたしの夜の食生活を振り返ると、帰宅途中にスーパーに寄って、安くなった値札のある惣菜を適当に購入し、有り合わせが毎日のメニュー。
特に惣菜などの揚げ物は、安い上に満腹感があるので、よく好んで食べていたのを覚えています。
揚げ物は今でももちろん大好きな食べもののひとつですが、最近は体のことを考えて、極力避けるように努めています。
揚げ物は安くて気軽にお腹いっぱいになれる、私たちが皆大好きな食べ物ですが、長く食べ続けると私たちの体に様々な悪影響を及ぼすことが研究結果によって判明してきています。
今回はなぜ揚げ物が私たちの体を老化させるか、その原因を探りたいと思います。

揚げ物が健康に与えるデメリット
揚げ物を構成している成分を分析すると、肉、油、小麦粉、高温調理になりますよね。仮に使用している肉は問題ないとしても、その他の要素が体にとって害をなすものばかりなのです。
揚げ物の油で太るワケ
まず揚げ物で使っている油が問題です。
スーパーなどのお惣菜で使用されているのは主に大量に揚げるために安価な植物油を使用しています。
この植物油はオメガ6の多価不飽和脂肪酸で構成されており、大量のオメガ6を摂取すると満腹感をコントロールする脳内ホルモン「レプチン」が正常に機能しなくなってしまうのです。
この「レプチン抵抗性」ができてしまうと、いくら食べても脳が「お腹がへった〜」とおかわりを要求して食欲が止まらなくなってしまいます。
ポテトチップスを一度封を切ったら、止めることができずに袋丸ごと感触した経験がありますよね。はい!見事にレプチンがイカれてしまった状態がわかるかと思います笑
詳しくはこちらの記事を
またオメガ6の摂り過ぎは血糖値を下げるインシュリンが効かなくなる「インシュリン抵抗性」が高まり糖尿病のリスクを上げ、慢性疲労や鬱病の原因となる甲状腺ホルモンの減少を招くなど、様々な健康被害を及ぼすことが報告されているのです。
しかも一緒に食べるものが白米ときてはもう肥満への階段を駆け上がるようなもの。精製された白米は確かに美味しいですが、血糖値が上がり、太りやすい体になることを助長します。
私は白米の代わりに玄米を食しています。ミネラルが豊富で、血糖値が上がりにくく、現在では美味しさも加わり、十分に白米の代わりになりえます。
揚げ物の小麦粉も太る原因に
揚げ物が好まれるのは満腹感があるからですよね。この満腹感を織りなすのは肉を「カサ増し」している小麦粉になります。
小麦粉自体に栄養素はほぼなく、いわゆる「エンプティカロリー」なので、ただお腹いっぱいするだけのカロリーのため、純粋のその分、体重増加の原因になります。
また昨今話題になった小麦粉「グルテン」は消化酵素では分解しきれず、腸の機能に不調をもたらし新陳代謝を低下させるので、便秘気味になったり排泄機能の低下でますます太りやすい体に。
その他にも小麦粉に含まれるグルテンが慢性的な疲労感や便秘、肌荒れ、ぜんそくなど現代病の発生源の元になっていると言われており、日常的に揚げ物を食べることは様々な体の不調をもたらす原因にもなりかねません。

毎日の揚げ物が老化を招く
揚げ物を日常的に摂取するとあなたの体を蝕み、みるみるうちに老化をもたらす数々の研究結果が明らかにしています。
揚げ物の油は体にとって危険
揚げ物を揚げる油の植物油は製造工程で熱を加えるため、完成した植物油はすでに参加しているという衝撃的な事実があります!
しかもその油を使って一日何度も揚げ物を揚げ続ければ、油の酸化度合いは増し、体にとって非常に害のある物質を取り込むことになるのです。
酸化した油を摂取し続けると体内に過酸化脂質が生まれ、血管内に血栓を作り動脈硬化を引き起こし、血管に大ダメージを与え、細胞を傷つけガンの要因にもなります。
血液がドロドロになれば新陳代謝の低下やシミやシワの原因になるなど、酸化油を取り込むことによって、文字通り体が酸化していく恐ろしい事態を引き起こす可能性が高いのです。
揚げ物の高温調理すると大量のAGEが発生する
また揚げもののように高温調理するとAGE(終末糖化産物)が大量に発生します。
AGEは糖化とも呼ばれ、タンパク質と糖が結びつき、変性して劣化することで生まれる物質です。
AGEを食べ続けると、まず進むのが皮膚の老化。まるでトーストの黒焦げのように、皮膚の色がくすんで弾力性がなくなり、シワやくすみが生まれ、見た目にも明らかに老けて見えるようになります。
またAGEがもたらす弾力性の喪失は外部の皮膚だけでありません。
AGEによって内部の血管内でも血管壁に炎症ができやすくなり、動脈硬化のリスクを上げるなど、血管の弾力性も大きく奪ってしまいます。
揚げ物は植物油による体の酸化と、高温調理により発生するAGEの糖化の2種類の害が体に大ダメージを与える非常に体にとって不健康な食品です。
これまで味と価格の面で親しんできたお惣菜は頭に喜びを与えますが、一転、体にとっては百害あって一利なし。タバコに似たようなものかもしれませんね。
齢を重ねるに従い若き時のような体の回復力は失われます。自分の体をいたわるのは、マッサージではなく、まず食事からですね!
揚げ物を食べない食事がアンチエイジングのコツ
今、私はキムチ、納豆、豆腐、たまごにオリーブオイルと黒酢を加えたベースに、様々な野菜を組み合わせた私のオリジナル丼、通称「禅飯」を毎日帰宅後食べて、免疫強化と健康維持を図っています。
発酵食品が体の免疫力を上げる
発酵食品を常に取ることで腸が活性化し、免疫力はもとより、疲労回復効果やメンタルや脳のパフォーマンスの改善など、意外なところでも腸の健康は私たちの体の隅々にまで良い栄養を与えてくれています。
またなんと行っても禅飯は火を使いません。ただ混ぜるだけ!問題のAGEを発生させることがないため、食事自体がアンチエイジングになるのです!
おかげさまで、ここ3−4年は一回も仕事は休んだことがなく、毎日が絶好調。たとえ、少し体調が落ちても、葛根湯一口ですぐに完全回復する強靭さを備えています。
しかも昨年度の健康診断は自己ベストのBMIを除いてほぼオールA!私の独自の食事法が証明された形になりました。
スーパーの買い出し時間を節約する
毎日同じ食事をするとスーパーの買い出し時間も大幅に節約できます。
以前はいつも仕事後疲れた体で、毎日スーパーを立ち寄るのは精神的に結構負担でした。
食事の買い出しがほぼ同じ材料になると、スーパーの滞在時間もかなり時短になって労力と時間をかなり短縮することができます。特にコロナの今の時期は時短はうってつけですよね。
誰でもできる簡単メニュー
禅飯は野菜の種類は選ばない簡単なメニュー!
「善飯」に追加する葉物野菜は通常レタス、サニーレタスなどになりますが、基本どの野菜でもかまいません。
ブロッコリーやほうれん草など、何でも旬な葉物野菜をあわせることで、飽きなく体の栄養素を常に保つことができ、おかげで私の体調は毎日最高の状態を維持することができています。
体にとって最高の食事とはただ単に原材料費を上げれば良いものではありません。食品の組み合わせ次第で、非常に安価で最高の栄養を手にすることができるのです!
毎日の食事で食費を節約できれば、他の健康食品や時折の外食に浮いた食費を利用できます!毎日同じ食事を取ることは体、経済あらゆる面で健康をもたらすのです!

さいごに
一旦、揚げ物のスーパー惣菜から体を遠ざけると、とんかつやたこ焼き、ドーナツに至るまで、あらゆる揚げ物に食欲が誘発されることがなくなりました。
体とは不思議なもので、揚げ物を食べなくなると、途端に食べ物への嗜好が変わり、揚げ物に対して食欲が急に失われました。
同時に、これまで揚げ物を時折急激に食べたくなったのは、わたしの体が若干揚げ物中毒になっていたんだということも実感しています。
無論、揚げ物を全く無くしてしまうのは、世俗の身では欲に勝てず難しいですが、できれば休日の時やチートデイなどの特別食に限定することをおすすめします。
揚げ物の中毒性から抜けることができますし、また普段食べていない分、より揚げ物の美味しさを堪能できるはずです!
自分の体は食べたものでできています。
頭が喜ぶ美味しさだけでなく、体が喜ぶ栄養を考えて毎日の食事を楽しみましょう。自分の体を守るため、コロナだけでなく揚げ物にも適度なソーシャルディスタンスが必要ですね笑
私のブログから何か少しでも皆さんの考えの一助になれば幸いです。お読みいただきありがとうございました。
ろんじえぱぱ