こんにちは!
ろんじえぱぱです!
昨日,偶然NHKで矢沢永吉ドキュメント番組を見てすごく感動しました。
これまであまり知る機会がなかったのですが、この番組を見てこの歌手がなぜ魅力とカリスマ性に溢れているかが良く分かりました。
人生を突き抜けているだけあって、人の心を打つ名言もいろいろ話されていました。一つ一つが今の心に響いてきて胸を捕えます。
『いつの時代もやる奴はやる。やらない奴はやらない』
最高です。惚れました。
便利な社会の心の代償
今これだけ便利な世の中になると、正直適当に生きても毎日快適に過ごすことができる時代になっています。
しかしそんな時代でも人の悩みは尽きません。
物質的な欲求は資本主義によってほぼ満たされましたが、物質だけでは人は満足しないことが証明されてます。人生の充実感を埋める残りのピースは物質でなく、心の深海にあると考え、日々思うところをブログに書き連ねています(*´ω`*)#ブログ初心者 #マインドフルネス
— ろんじえぱぱ (@Longjiepapa) August 14, 2019
人は犬猫の動物とは違いより高度な思考を持っています。
毎日快適な生活を送っているだけでは満足できず、常に自分が打ち込める、自分の存在価値を認識する『何か』を探しています。
常に本気で行動するワケ
矢沢永吉氏のもう一つの心に刻まれた言葉がありました。
『苦労したことないってこと』はお前たちの敵であり、いつか油断している時に牙をむいて襲い掛かってくる
常に本気で考えて生きることは、行動の全てが学びになるということ。その苦労はプラスにせよ、マイナスにせよ、必ず私たちの思考の大地の糧となり、豊かになるでしょう。
本気だしても常に人は失敗をする
わたしたち人は必ず間違いや失敗をします。たとえ本気を出したとしても失敗やミスがゼロになることはありません。
言い換えれば、本気を出していても結果が100%になることは限りなく少ないということになります。
もともと本気を出しても完璧でない上に、さらに本気を出さなければ、そのパフォーマンスの落差はいうまでもなくガタ落ちです。
本気を出した失敗は学びがある
本気で行動すれば『たら、れば』の甘い思考を許しません。全力で行動して失敗やミスしてもその結果を受け入れ肯定し、納得することができるでしょう。
全力を尽くしてのみ次の行動への揺るぎない答えが見つかるのです。
常に本気になってないと本気になれなくなる
現代の豊かな時代では適当に仕事して、適当に遊んで、適当に日々を過ごす人も多いでしょう。そこに満足感はあるのでしょうか。
わたしの30代がまさにそれで、適当に楽しく毎日同じように過ごしていました。
スポーツなら常に全力だと怪我したり健康を損ねる可能性があるので、時には適度に体を管理する必要があります。
しかし脳は体と違って、常に全力出してしても怪我しません。
仕事でも、家庭、家事でも、遊びでも、コミュニケーションでも何でも『適当』をやめて、脳を常にフル回転させて全力で取り組む姿勢が大切です。
思考のサボりグセが習慣化されると常に本気や全力の出し方が良く分からなくなります。
松岡修造さんのように『熱くなる』ことを小バカにするような冷めた姿勢でいると、自分の行動が知らず知らず適当で中途半端になり、いずれ自分の人生も中途半端になっていくことに気が付き始めるでしょう。
今の瞬間の連続は人生そのものなのです。
人任せの思考や依存
私の母親は自閉症の娘をよく世話してくれてとても頼りになりますが、一つだけ抜けない悪習慣があります。
それは特定の分野は自分で考えることをせず、私にすぐ丸投げするクセです。
電気の交換やインターネット、スマホや家電関係、自分の分からないことはみずから調べず、私に聞いてくるばかりです。
わたしに聞くことは何の問題ないですが、自分で全力で考えるクセを身につけないと結局私が問題を解決しても何も学べていません。
思考や行動を人任せにしてもたれ掛って依存していると、いつか支えを外された時に不安に取り囲まれても脱出方法が考え出せず、メンタルに深刻なダメージを与えるでしょう。
学びがなければ、年をいくら重ねていても経験値ゼロです。30代、40代でも学びがなければ好奇心がない分、10代の子供以下かもしれません。
自分で考えるクセをつける。どんな凸凹な答えであっても必ずそこに自分にしか知りえない学びがあるはずです。
常に本気を出す方法
本気とは何かと問えば集中力です。いかに無駄な思考を排除し、目の前の行動に集中すれば自ずと脳が勝手に行動してくれるでしょう。
集中力が低下するマルチタスクをやめる環境を作る
私たちの脳のワーキングメモリーは複数の作業を同時に抱えるとスマホやPCのように解析スピードが遅くなり、ミスを誘発しやすくなります。
例えば、スマホやテレビなどブログを書いていても欲望の甘い罠はいつでも忍び寄ってきます。
スマホやテレビを見ながらブログは本気では書けません。集中力を根こそぎ奪われます。
スマホはテレビはオフにして休憩時間にだけ触れたりするなど、周りの環境を一つの行動に集中できるように整えることが大切です。
優柔不断と後悔が思考を奪う
毎日私たちは無意識、有意識で無数の決断を下しています。
優柔不断や後悔は決断の迷いです。迷いは決断が終わった後でも現在の思考に張り付き、集中力を奪っていきます。
「ああすればよかったかなあ」「こっちにしてよかったのだろうか」私たちは常に判断に迷います。
人生はテストと違い100点満点はありません。100%正しい答えもないということです。うまくいっていないと感じたら、またやり直せばいいだけです。
良い選択でも悪い選択でも、行動に身を殉じることによって、持っていた知識を知恵に変えます。
迷いと後悔が現在の思考にパフォーマンスに悪影響を及ぼすことは肝心な学びを少なくする障害であり、できるだけ排除しなければなりません。
【あとで】の口ぐせは集中力を奪う
『あとで』と脳の中で考えていることは現在の思考を乱します。
もし5分以内にできることなら先延ばしにせず、今やってしまいましょう。
「あとで」と考えていること自体がワーキングメモリーの一部を占めるので、現在の行動が100%本気になれなくなります。
焦りは集中力を奪う
焦ると思考が狭まるだけでなく、心に余裕がなくなって冷静な判断ができなくなるため、ミスを誘発するようになります。
焦りは人の本能であり、どうしても避けられない心理です。焦りを感じた時は深呼吸をして副交感神経を意図的に活発化して落ち着かせることが必要です。
IF THEN プランニングを活用する
『~ならば~しよう』と事前に決めておけば、迷いが消え、効率よく決断を下すことができます。
私が取り入れているイフゼンプランニングの例としては
- ブログを書き始めたらスマホ、テレビはオフ
- 5分以内で片付けられる行動は今やる
- 焦りやイライラを感じたらすぐ深呼吸
- 後悔や迷いがもし生まれたら、過去を振り返る代わりに未来で取り戻すように考える
ほんの一例ですが、現在の思考に集中するためにいろいろイフゼンプランニングの城壁で自分の思考を保護しています。
自分の心は非常にもろく、移ろいやすいことを知っているからこそ、その脆弱性をカバーする為、あらゆる方法を試しています。
超集中状態【ゾーン】を目指す脳内麻薬『β(ベータ)エンドルフィン』
極限の集中状態の『ゾーン』とは脳内物質の『β(ベータ)エンドルフィン』が分泌され、リラックスしながらも集中してる状態です。
以前、私がジョギングをしていた時にランナーズハイは経験があります。
気持ちよく適度な負荷をかけてジョギングをしているとなぜか幸福感を感じ始めて、ずっと走っても心地よく気持ちが切れない瞬間がありました。
『β(ベータ)エンドルフィン』の活性化により一心不乱に行動し、幸福感を感じつつリラックスして集中することができ、現在の行動の質が劇的に高まります。
『β(ベータ)エンドルフィン』がもたらす効能
多幸感と鎮静効果
『β(ベータ)エンドルフィン』が分泌されると気持ちが良くなってきて楽しさが増してきます。またストレスや体の痛みなどにモルヒネの6.5倍の鎮静効果があるとされ、脳内モルヒネと呼ばれる所以です。
体の免疫力が向上
『β(ベータ)エンドルフィン』は体内のガン細胞やウィルスを攻撃するナチュラルキラー細胞を刺激してより活発化すると言われています。
正に楽しいことを集中して取り組んでいればますます健康でいられる証拠ですね。
脳機能の活性化
『β(ベータ)エンドルフィン』が分泌されると注意、集中力、記憶力や創造性など脳のあらゆる機能を高めてくれます。
常に前向きな姿勢が変化をもたらす
日頃の行動をいやいやするのではなく、積極的に学びを得るつもりで能動的に行うよう脳の働き方を変えれば、必ず行動に変化が出てきます。
頼まれごとでも、自分のことでも、常に頭をフル回転させて本気で目的を達成しようとすれば、脳のシナプスも刺激を受けて変容していきます。
そしてそこに少しでも喜びを感じることができたなら、常に『本気』の状態になって、その積み重ねは人生の幸福度に大きな影響を与えるでしょう。
まとめ
現代の褒め言葉に『やればできる子』というのがありますが、『できること』が大切でなく『やらないこと』が非常に問題なのです。
いつでも本気を出せると思って本気の出し惜しみをしてると、その怠惰な思考が生活全体に暗い影を落とします。
熱はエネルギーです。太陽、月、海、大地、自然。エネルギーがある場所に皆が集まってきます。熱、エネルギーは人を引き寄せる魅力があるのです。
熱意や本気になることは他人のためでなく他ならぬ自分のため。脳の全力生活は日々充実感と学びに満たされることを約束します。
私のブログから何か少しでも皆さんの考えの一助になれば幸いです。お読みいただきありがとうございました。
ろんじえぱぱ