【読書・おすすめ本】「幸せな選択、不幸な選択 行動科学で最高の人生をデザインする」

こんにちは!
ろんじぱぱです!

みなさん、毎日楽しく幸せに過ごしていますか?

最近、私が幸せになるための秘訣は一日中、特に休日には「何に注意を払う」かが非常に大切だなと感じています。

前回紹介した本の時間術の要旨は「如何に少ない時間の中でスマホなどに注意を奪われずに自分の時間を作る」ことでした。

おすすめ本 時間術大全

例えば、株をやっていると、全銘柄暴落の日が年に何度か必ずあり、株の評価額の損失で涙目になります。そんな日はどんなに良い天気でも、やはり心は曇り空。

しかし改めて気づいたのです。たとえ、スマホのスクリーンの中では暴落でも、目の前の風景や環境、人は全く変わらないことに。

私が「注意を払う」対象を「株」から「家庭」や「読書」、「ご飯作り」に意図的に切り替えれば、気分を意図的にチェンジして、同じ日をまるっきり違う気持ちで過ごせることに気づかされました。

「注意の払い方を変えれば今日一日が有意義になる」秘訣は「自分の心」が何を見て、どう感じるかにかかっています。

今の自閉症の育児でも、注意の払い方次第で、幸にも不幸にもなるように、幸せはまさに自分の心が決めることだと感じています。

以前のブログでも名著「幸福論」にて幸せのあり方を紹介しています。ぜひご一読ください。

おすすめ本 幸福論

この本に魅せられたキラーフレーズ

幸福とは快楽とやりがいが持続することである

幸せな選択、不幸な選択 行動科学で最高の人生をデザインする

幸せな選択、不幸な選択 行動科学で最高の人生をデザインする

著者紹介:ドーラン,ポール

ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの行動科学教授。過去に、ノーベル経済学賞受賞者ダニエル・カーネマンの招聘によりプリンストン大学で研究員を務め、論文を共同執筆している。英国家統計局および米国科学アカデミーに対し、国民調査で幸福度を測定する手法について助言している

「BOOK著者紹介情報」より

この本を読んだ感想

「幸せ」こそ、私たちが一番定義するのが難しい感情でしょう。これまでのように地位や収入など、「世間的な評価」で幸せを定義すると、有名人の自殺の闇を説明することはできません。

また私も世間的に見れば、自閉症の子を持ち、妻と別居している点では一般的に「不幸」に分類されると思いますが、意外や意外、私はむしろ現在が一番幸せな状態であると断言することができます。

そんな摩訶不思議な「幸せ」の概念の一端を掴むことができるのが今回の著書です。

本書では「幸福」とは「快楽とやりがいが持続すること」と定義しています。

この「持続する」という概念が重要であり、スナップ写真のような一時的な「幸せ」でなく、映像のように「幸せ」を継続し続ける姿勢の重要性を説いています。

また私たちの脳は「幸せ」を求めながらも、横道に逸れて「偽りの幸せ」を安易に手にしてしまいがち。

ダイエット中のお菓子や仕事や読書中のスマホなどが代表例ですが、これまで進化してきた人の脳が現代のデジタル時代に対応しきれていないのも事実。

本書では、そのような幸せと錯覚する様々なバイアスも紹介し、その上で「やりがいと快楽」を持続させるために、「幸せ」設計する方法を紹介しています。

「幸せ」を感じるのは他人ではなく、なによりも自分自身。

その主観的な「幸せ」をできる限り引き寄せるため、幸せを選択する最良の手段を行動科学の観点から教えてくれる非常に面白い一冊です。

気になったキーワードをピックアップ

この本を読んで目からウロコのキーワードを解説します。

本当の幸せの意味とは?

幸福とは快楽とやりがいが持続することである

「幸せな選択、不幸な選択 行動科学で最高の人生をデザインする」より

幸せを「快楽」と「やりがい」の継続に定義し、両方を天秤にかけてバランスの良い生活をすることが幸せを継続する秘訣だと本書では述べています。

例えば娘が生まれる以前の私の結婚生活では、私の定義する「幸せ」はこうでした。

  • 「快楽」:ネット 友だちや妻と外出    
  • 「やりがい」:料理作り 夫婦関係

娘が生まれてから今現在、私の定義する「幸せ」はこのように変化しています。

  • 「快楽」:ネット 友だちと外出 娘とパートナー三人で外出
  • 「やりがい」:株 料理作り ブログ 読書 筋トレ 娘と母、パートナーとの綿密なコミュニケーション

一見すると以前の私の幸せのかたちは「快楽」型だったのに対し、現在ではより「やりがい」型になっていて、「快楽」とのバランスが取れているように感じています。

以前の生活を振り返ると、それなりに楽しく暮らしていたのですが、今振り返った時に家族旅行以外、ほとんど記憶が残っていません。

自分自身にあまり成長を感じられず、毎日が単調に過ぎ去ったため、あっという間に過ぎ去ってしまって、なにか物足りなかった印象です。

今現在の生活は自閉症の娘や不安症の母もあり、以前の生活とは比べものにならないくらいに困難で、毎日無事終わるたびにホッとする日々。そこに「快楽」は確かに少ないかもしれません。

しかし、以前の生活に比べて、困難を克服したあとに得ることができる達成感と経験を通して得る知恵と自己成長は、以前の生活では感じられなかった確かな「やりがい」をもたらしてくれます。

私にとって今現在の生活が、以前に比べてある意味「幸せ」と感じるのは、この「やりがい」が私の使命感を生み出していることなんだと自覚しています。

幸せな選択、不幸な選択 行動科学で最高の人生をデザインする

幸せな選択、不幸な選択 行動科学で最高の人生をデザインする

本当の幸せにたどり着くために

幸福を快楽とやりがいの両方の経験として定義するなら、目的達成を追求するために幸福が犠牲になる状況は、思ったほど多くないかもれない。

だから、やっていてもあまり楽しくないことは、少なくともやりがいを感じていなくてはいけない。

「幸せな選択、不幸な選択 行動科学で最高の人生をデザインする」より

以前の私の暮らしに自身の成長はあまり感じられませんでした。

「仕事」と「快楽」を行ったり来たり。ある意味、金太郎飴のような毎日が同じような生活でした。

それに対して、母と娘の対応にジャグリングしているような困難に満ちた今の生活が不思議と「幸せ」に感じられるのは、そこに自己成長が加わっているからに違いありません。

自己成長 大切

「将来の快楽」のために、「現在の快楽」を犠牲にしていることを「遅延満足」といいます。

ダイエットのために食を制限したり、アスリートが栄光のために辛いトレーニングを行うことが例として挙げられます。

私の場合は将来の理想像のためにがんばっている筋トレやブログ、読書が遅延満足に当たるのかもしれませんが、不思議と将来のために今の自分を犠牲にしているとは思っていません。むしろ充実感を感じています。

本書ではこの充実感を説明するには「遅延満足」よりも、「やりがい」という満足を経験しているとし、将来の幸福のために今の幸福とトレードオフすることは少ないと説いています。

私がこれまで「勉強」が嫌いだったのは、それが親や世間的に圧力を受けた矯正だったから。その結果、大学合格時に反動で、参考書を全部燃やし、その後20年間ほぼ本らしい本を毛嫌って読みませんでした。

そんな私が今読書に夢中になっているのは、自分の知識が伸びると実感する喜び、すなわち「やりがい」を感じているからにほかなりません。

筋トレもそう。犠牲とは全く考えてなく、毎日ルーティンをこなす自分に満足感を感じています。

毎日を「快楽」で埋めれば、もちろん楽しいですが、「快楽」は瞬間でスナップショット的であり、長続きしません。

それに対して「やりがい」は映像的であり、日々のじわじわとした幸福の時間が続くのです。

瞬間的な「快楽」だけでなく、長期的な「やりがい」とバランスを取ることでより人生の満足感を得ることができる「幸せブレンド」を提唱した本書にはまさに目からウロコが落ちた思いです。

幸せな選択、不幸な選択 行動科学で最高の人生をデザインする

幸せな選択、不幸な選択 行動科学で最高の人生をデザインする

さいごに

私たち人がよく願望を指す時に「お金持ちになりたい」とか「結婚したい」とか「〜なりたい」という言葉を口にします。

「〜なりたい」というのは日常を一瞬を映し出すスナップショットであり、まさにSNSのインスタ映えの延長の発想ですが、幸せを構成するのに大切なのは「〜であり続ける(Well being)」という継続力が非常に大切です。

偶然にも以前のブログで、その概念に触れることを記事にしていましたので、よろしければ一読ください。

たとえ結婚やお金持ちになって人生最高の瞬間を迎えても、その後の努力を怠れば、その結果は言うまでもありません。

幸せで大切なことは「自分に無理なくあり続けること」であり、どのように「ありつづける」かを自分自身が幸せをカスタマイズする必要があります。

その概念を支えるのは「快楽」と「やりがい」です。

この2つを両端に据えた天秤をバランス良く抱えて、自分なりの「幸せ」を形作っていきたいと考えています。

私のブログが今回紹介した本を手に取るきっかけになれば幸いです。お読みいただきありがとうございました。

幸せな選択、不幸な選択 行動科学で最高の人生をデザインする
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