価値観を押し付けずに自己成長を促す方法

こんにちは!
ろんじえぱぱです!

10月初めよりはや2か月半が経ち、師走も半ばとなってきました。

思えばこの2か月間は苦労の連続。実家の断捨離から始まり、母が初期の乳がんが判明したりと何かとメンタルの消耗が続きました。

母はもともと完璧主義に近い性格で、物事をきちっとこなすタイプ。

その主義が故に、自閉症の娘の育児に加えて私の離婚が彼女の完璧人生にドカンと大穴を開けてしまい、さらに心を悩ませ、持病の不安症とうつを悪化させてしまいました。

11月初めに5連休がありましたが、ほぼ毎日母とケンカの日々でした。

なんとか私のポジティブで前向きな考え方で事態を好転させるべく、母に講義をしたり、行動を促すようにしてきましたが、母は一向に口だけで動きません。

それが不安障害であり、うつ病の特徴なのですが、あまりにももどかしい気持ちが続いて私もメンタルを病みそうになっていました。

その辛い経験で学んだことをお話ししたいと思います。

価値観の押しつけた私の失敗

離婚しながらも自分の思考には自信を持って里帰りした私。

妻との離婚を嘆く母をよそに色々実家の断捨離や娘や母へのフィッシュオイルやビタミンDココナッツオイルの提供など私が得た知識をもとに次々と改革を進めていきました。

順調に見えかけた2週間後に母にガンの疑いが見つかり、母が不安症を悪化させて自体が急変しました。

私の言葉にもうわの空になって家全体がネガティブオーラに包まれ、重苦しい日々が続きました。

状況を少しでも改善するべく、母にはアドバイスを何度もしてきましたが、さすがに母も鬱陶しく感じたのか、反発して投げやりな態度になってきてしまいました。

状況が変わり、相手の気持ちが弱くなってきたにもかかわらず、今まで通りのやり方を通したことで、母には価値観の押しつけに感じてしまったと思います。

11月の連休中には頻繁にケンカし、私もさすがに限界を感じ始めていました。

不安症などのネガティブ本能はポジティブ本能の約7倍とされています。10月当初の一か月間は私もポジティブオーラで努力していましたが、やはり長期戦になりますと、ネガティブパワーには勝てません。

私も焦燥感からメンタルが若干不安定になってきたのを感じ始めた為、これまでのやり方を変える必要に迫られました。

【権威への執念】というバイアス

認知バイアスの一つに『権威への執念』というバイアスがあります。これは自分が信じている信念や考え方を相手にも強要し、信じるべきと思う偏見の一種です。

私は確かにこの2年間ほどで性格が見違えるほど前向きに変わり、ダイエットなども通して自己成長の喜びを体感してきました。

私の実践し得た知恵は全くの自己流ではなく、本やネットで学んだ哲学や科学的な事実から客観的に導き出されたものなので非常に大切なものと考えています。

しかし思えばそれは実際私の個人的な価値観であり、決して強要されるべきものではありません。

母と娘は他人でありながらも身内であったため、どうしても変わってもらいたいという思いが強く、特に母に関しては会話が成り立つ分、思いが強い言葉となって表れてしまいました。

自分の成功体験を信じるがあまり、それが他人にも適応されると安易に考えていましたが、やはり自分は自分、他人は他人です。

私も自分なりの事情があって自己改革に取り組み始めたように、母にも自分なりの状況があります。

いかなる理由があれ私の価値観を唐突に押し付けられては、如何に正しい主張でもすんなり受け入れにくかったと思います。

私の自己陶酔から他人を変えられると容易に思ってしまったことが今回の反省すべき点であり、学んだ教訓でした。

【北風と太陽】の心理学

イソップ童話の『北風と太陽』をご存じでしょうか。

事を成すために人に厳罰で臨む態度と寛容に望む態度の対比を示した分かりやすい物語です。

あるとき、北風太陽が力比べをしようとする。そこで、旅人の上着を脱がせることができるか、という勝負をする。
まず、北風が力いっぱい吹いて上着を吹き飛ばそうとする。しかし寒さを嫌った旅人が上着をしっかり押さえてしまい、北風は旅人の服を脱がせることができなかった。
次に、太陽が燦燦と照りつけた。すると旅人は暑さに耐え切れず、今度は自分から上着を脱いでしまった。
これで、勝負は太陽の勝ちとなった。

手っ取り早く乱暴に物事を片付けてしまおうとするよりも、ゆっくり着実に行う方が、最終的に大きな効果を得ることができる。また、冷たく厳しい態度で人を動かそうとしても、かえって人は頑なになるが、暖かく優しい言葉を掛けたり、態度を示すことによって初めて人は自分から行動してくれるという組織行動学的な視点もうかがえる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

10月当初、私が母に接していた態度はまさに北風でした。母の事情を無視し、とにかく相手のネガティブ心理を吹き飛ばしたい一心で、あれこれ口を出しては指導していました。

しかしその急速なやり方は1カ月目で破たんを迎えます。

改善効果が少しずつ表れてはいるものの、それをすぐ打ち消す母の態度に焦燥感が募り、つい強い口調でその非を指摘したことで、母も反論せずにはいられなかったのでしょう。当時は毎日のように口げんかをしていました。

この反省から私は態度を軟化し、太陽のやり方に変更しました。北風は短期的で強制型に対して、太陽は長期的で自発型です。

強制的に変えるのではなく、私の得た知識を良い部分を理解してもらい、共有することによって、母の病と長期的に付き合うように心の態度を軟化しました。

その後1カ月経った現在は、少しずつながらも、母は私の考えや思いに理解を示してくれていて、母のペースでゆっくりと心のケアに努めています。

また私も自分にプレッシャーをかけることをやめたことで、気持ちが楽になり、より長い目で母の状態を見られるようになったことを感じました。

自己成長で大切なこと

『馬を水辺につイギリスのことわざに『馬を水辺につれて行けても水をのませることはできない』

イギリスのことわざで他人を無理やり変えることはできないことを表した名言です。

母や娘のみならず、私自身が感じることは「成長とは自分で自発的に行うこと」であり、他人から強要されるものではないという点です。

私が今ブログや自己改革を毎日励んでいるのは、何よりも自分自身の内発的動機付けであり、自分自身のモチベーションが原点です。

母の病気の改善も、娘の自閉症も全て私からの指図や強要でなく、自分が自分のために行うことが最も大切なのです。

私の役目は強要するのでなく成長を導いてあげること。命令口調で指図するのではなく、強弱をつけながら、長期的に見守る忍耐が必要なことを実感しています。

そして最終的には母や娘が成長を自身のことと受け止め、少しずつでも自主的に取り組んでもらえたら、こんな喜びはありません。

まとめ

どんなに正しいことであっても人から指摘されるとつい反発したくなるのが人の性というもの。

私が母の病気を治したいという強い思いは私自身の焦りを生み出し、それが乱暴で冷たい言葉に変わってしまったと考えます。

思えば娘の自閉症も『治す』から『付き添う』ように切り替えてから、私自身の気持ちも楽になり、肩の力も抜けてリラックスした状態になった記憶があります。

母は大人のケースですが、病気の完治が難しいことは一緒。

治すよりもうまく付き合う気持ちでプレッシャーをかけず、病気による弊害を最小限に抑えた上で、母の長所を伸ばしていく大切さを学びました。

そしてその学びは娘への育児にも通ずる所がたくさんあります。

人はそれぞれ高度な意志や思考があるもの。犬や猫のように単純ではありません。

今回の私の葛藤は、母の病気の改善に一所懸命取り組む中で、うまくいかなかった失敗を反省し次の改善の糧をする非常に良い教訓でした。

苦い経験からこそ得た学びを大切に今後に生かしていきたいと強く思います。

私のブログから何か少しでも皆さんの考えの一助になれば幸いです。お読みいただきありがとうございました。

ろんじえぱぱ

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