【体験談】海外生活して学べる人間的な成長

こんちには!
ろんじえぱぱです!

大学に通っていた頃は授業もそこそこに毎日友達と雀荘に通い、見事な自堕落な生活を送っていました。

そんな私が初めて正規の道から踏み外れたのは周りの人々がみな就職活動に追われている中、おぼろげに思い描いた海外生活を強く意識し始めたからです。

オーストラリアへのワーキングホリデーをきっかけに20代はホテルの研修を含めて、アメリカのロス、香港、最後は中国の北京と20代は海外を渡り歩く生活を送ってきました。

海外生活が私の人生に与えた影響はとても大きく、現在の私の人格形成の基盤になったといっても過言ではありません。

私が海外生活で何を学び、その生活で学んだことが私の人生に与えた影響を改めて振り返ってみたいと思います。

日本人の留学は年々減少している

OECDやユネスコ、米国国際教育研究所などの統計によると、海外への日本人の留学生数は2008年の82,945人をピークにその後減り続け、2016年には55,969人まで落ち込んでいます。

反面、外国人の留学生の数はうなぎ上りで2011年の163,697人から2018年には298,980人とほぼ倍増。

今では周りに外国人の姿を見かけることも多くなり、流暢な日本語を操る外国人を見ても自然に感じられるほど、外国人留学生の数は多くなってきています。

海外留学は語学を学ぶのみならず、心の見聞を広げて頭を柔軟にしてくれます。巷で話題のヘイトスピーチなどは排他的主義のなれの果て。

これから世界の垣根がますますなくなり多様化がすすむ時代だからこそ、海外留学の重要性がますます高まっていると感じています。

海外生活と旅行は全く違う

私が旅行先のイメージで定住先に選んだ香港は苦い経験でした。

今は何かと物議をかもしてる香港。以前は旅行で行けばショッピングやグルメ、香港の夜景など感動がいっぱいでしたが、いざ住んでみると全くの真逆。

英語はあまり通じず、今だ広東語が主言語のためコミュニケーションが上手く取れずストレスが溜まり、どこ行っても人の山と、住んでみると町を見る角度が全く変わってしまったのです。

旅行先で訪れていた観光地なども、現地に住むとほぼ興味がなくなってしまい、友達が遊びに来た時に一緒に行く程度になってしまいました。

以前思い描いていた観光地に住む感動は全くなくなり、ただその旅行の理想像と現実生活のギャップに苦しみました。

勤務体系も全く違います。香港のホテルで働いていた時は週に休みが一日しかなく、月4日しか休みがありませんでした。

今では制度も変わっているかもしれませんが、どうしても仕事漬けの生活になじめず、結局半年間で仕事をやめてしまった苦い経験があります。

現地に住むということは住人の一人になること。そこに旅行のような華やかさは無くなります。

しかしそれこそが華やかさを削ぎ落として、現地の文化に触れる機会でもあり、地味ながらも確実に一つ一つの現地での経験が自身の血となり肉となる絶好の機会でもあるのです。

今ではたった半年ですが、香港で味わった苦みや苦しみも私のかけがえのない経験のひとつになっています。

海外生活は20代が最後のチャンス

今40代になって過去を振り返ると、やはり留学の機会は若ければ若いほど良いというのが結論です。

人は人生を長く生きるにつれ守る人が増えてきます。

恋人、家庭、子供、親、社会での地位。健全で魅力な人であればあるほど、まるで宿り木のようにあなたに人が集まってきます。

もちろんそれはあなたに人としての魅力がある証拠。あなたも全力を持ってそれに応えようとするでしょう。

しかし、それはあなたはすでに人生においてがんじがらめになっている状態。自由度は低く、もうすでに人生において身軽な身ではないのです。

海外に飛び出るにはなるべく心身が身軽になることが大事。しがらみが少ない若い時ほど後ろ髪を引かれたり、心の葛藤が少ないため、独り身で思い残すことなく飛び立ちやすいのです。

海外生活は自分が成長する機会

海外留学と言えば華やかなイメージがありますが、始めの数カ月は地道な自分の心との戦いです。

なじみの生活を離れて始めの海外生活では右も左も分かりません。頼れるのは乏しい語学力と自分のこれまでの経験のみです。

海外生活の始めはこの孤独感に苛まれ、ホームシックにもなりやすくなります。私も初めの二日間はホームステイ先で部屋にこもった時もありました。

この孤独感を克服し、そこから湧き上がる強い自立心を育むこの始めの数か月がこれまでの依存心を克服し、心を強くしていく大切な時期になります。

海外生活は語学力を向上させる

海外生活は身の回り全てが語学漬け。自分の語学レベルの云々ではなく、無理やり泳げない人が池に飛び込むようなもの。もう泳ぐしかないのです!

この状況で日常生活を営むには、学校やステイ先で必死に言葉を話し思いを伝えるしかありません。

話すことによって伝わらない悔しさから、ネットでフレーズを調べてはまた試し、相手の反応を伺う。このトライアンドエラーを繰り返す数を多くすればするほど、自然と語学力は上がっていきます。

現在は幸い動画が豊富で簡単にネイティブの言い回しを習得することができます。あとはただ試すだけ。フレーズを試しては自分のものにしていけばいいだけなので、恵まれた時代になりました。

また自分の話す言語がネイティブのような発音でなくても全く気にすることはありません。

外国の人たちは言葉の発音よりもそこに秘められた気持ちを優先します。必死に思いを伝えようとすれば、彼らは必ず笑顔で応えてくれるでしょう。

海外生活して自分と日本を知ることができる

海外では出会う全ての人があなたを日本代表として認識します。あなたの振る舞い、行動、考え方、すべてが日本人のアイコンとしてあなたの周りの人の印象に残るのです。

そうなると日本人の代表として恥ずかしいことはできなくなるので自然と自分を律するよう心がけるようになります。

また海外で出会う人たちは日本人の代表であるあなたに日本人の考え方、生活作法、伝統、文化など日本にまつわる様々なことを聞いてきます。

人生経験が若い時にはもちろんすべてに答えられるわけがありません。しかしそれなりに必死に応えを探して、自分なりに調べたり、自分の経験を元に思いを伝えるたび、自分が如何に日本について知らないかを思い知らされます。

海外生活では日本を客観的に見る機会が増えます。

海外の生活は正直日本に比べて不便だらけ。生活環境や部屋の清潔度も日本がずば抜けていますし、バスや電車が遅れるのは当たり前で、時には来ない時も(´Д`)。

海外生活を経て感じるのは日本が如何に物質や環境面で豊かな先進国であるということ。これは紛れもない事実です。

今ある日本の生活の豊かさを当たり前でないんだと考えるだけでも、そのありがたみが分かり、心が深くなります。

生まれながらに便利な生活をしているからこそ、あえて不便な生活を送ることで自分の脳の視野を広げて日本のみならず、人や性格を客観視できる心を持てば長い人生で必ずプラスになっていきます。

海外生活は精神的な自立とチャレンジ精神を養う

海外では何でも始めてのことばかり。全て一人で挑戦しなければなりません。食事一つとっても現地の従業員に話しかけることすら初めは一苦労でしょう。

そんな毎日不安と向き合いながら小さな挑戦をし続けていって数か月、いつの間にか日々の不安と友だちになって、いろんなことに挑戦している自分に気づくことができるはずです。

コミュニケーションが稚拙で上手く伝えられなかったり、誤解が生まれたりと試行錯誤する中で、思い通りにならない自分の感情をコントロールすることができるようになり、また忍耐力もついてきます。

私も30代の頃には性格が大分おおらかなになったのはそのような苦しい中で生まれた忍耐と寛容の心が育まれた結果と受け止めています。

海外生活で異文化を理解する

海外生活の生活は語学力を学ぶことはほぼ意味がない位、五感全部を使って異文化を体験することに意味があります。純粋に語学の勉強だけなら今ではYouTubeで十分です。

海外生活の魅力は何といっても全身で他の国の文化を体感すること。それに尽きます。

私がこれまでの21年間の日本での常識などあっという間にぶっ飛ばすカルチャーショックがそこにありました。

まず始めの英語の先生がいきなりゲイでした(笑)。いきなりショックです!

クラス全体が仲が良く、毎週金曜にはパブに飲みに行きましたが、先生が寄って誰かがトイレで襲われたこともあったとか(笑)。

仲良くなった友達には週末は教会に誘われ、一緒に食事をしたりして異なる宗教の活動に参加することができたことも、異なる宗教観を理解する上でとても重要な学びになりました。

苦い経験ではバレンタインデー。日本では女性が男性にチョコレートやプレゼントを渡す習慣ですが、海外ではまったくの真逆!

しかもそれは世界的な常識で、知りうる限り日本だけの独特な風習です。

当時彼女がいた私はその事実を当日知り、死ぬほど慌てふためきました!「日本では~」なんて言っても全てが虚しい言い訳。もう必死に取り繕ったのはほろ苦いカルチャーショックのいい思い出です(笑)

人生において外国人のみならず、職場や恋愛、結婚など、あらゆる人が行きかう場所でコミュニケーションを取る際、異なる考えを理解することを避けては通れないもの。

一人一人の育ちが違うように、考え方もまた十人十色なのです。

多様性があってしかるべきであるにもかかわらず、私たち、特に日本では、日本の常識というあってないような特有な意識的ルールのもとに我々の行動の範囲を規定する傾向にあります。

私は時に行き過ぎる細かいルールに対してあまり好意を持たなくなったのは、海外生活を経て異文化を理解し受け入れる心を培ったからに他なりません。

それぞれの人は独特の特性があります。自閉症の娘にもその寛容精神は発揮されており、娘の困難を受け入れて長所を伸ばすよう心がけるようにしているのは海外生活でもたらされた心の恩恵と考えています。

海外生活で人生観を学ぶ

これまで大学までなんとなく受験をし、なんとなく大学生活を過ごしてきた私にとって、外国人のもつ明確な人生観は非常に影響を受けました。

彼らはしっかりキャリアや企業など、自分の目標を大学以前にしっかり見定めていて、人生の目標軸が異常なほどにしっかりしています。

私がいたホテル学校でも、そのような人たちは自ら進んで週末に有名ホテルや観光地のレストランで働いて金銭を稼ぐと同時に、短い学校生活の中で最低限できる自身のキャリアを明確な目的の元に作り上げていきます。

学校を卒業するころにはスキルやキャリアもある程度積み上がっており、文字通り知識のみならず、実践の面でも即戦力として活躍できるスキルを身につけているのです。

そのような彼らの明確な人生観と目標は、何もはっきりとした目標がない私にとっては衝撃で、また同時にうらやましくもありました。当時はまだ自分探しから一歩出たレベルだったからです。

日本ではどこの大学に行くかが今だに焦点ですが、学歴を超えて自分が人生で何をしたいのかをある程度明確にすることで、それにまつわるすべての自分の行動の質が上がります。

この人生に目標を設定することこそが海外に住む外国人に教えられた一番痛烈に身に染みた異文化体験と考えています。

海外生活はコミュニケーションスキルが向上する

外国人の印象は自己主張が強いこと。これに尽きると思います。

日本で自己主張が強いとついワガママと思われがちですが、それは全くの誤解。自己主張が強いことは自分の思うように振る舞うことでは決してありません。

私たち日本人は教育の過程の中でつい周りの意見を気にしたり、こんなことを言って嫌われないだろうかと他人の気持ちを重んじすぎる傾向があります。

共感力という観点でいえば、その能力は素晴らしいものですが、反面、あまりに周りを気にし過ぎて肝心な自分が出せなくなってしまうという欠点があります。

外国人は皆気持ちは話さないと伝わらないと考えています。阿吽の呼吸は日本でしか通用しません。

伝えるべきことがあったら摩擦を恐れず、しかし相手を傷つけないよう細心の注意を払って伝える。

しっかりとした自分の思考の軸を作り、それを相手に臆することなく伝えることが本当に大事だと海外生活を経て思いました。

海外生活で海外に人脈ができる

海外留学で出会った友人、かけがえのない時間を過ごした人たち、彼らも今世界のどこかで自分たちの生活を営んでいます。

10年以上たった今でも一部の友達とは交流があり、時折日本に遊びに来た時は案内したりして、頻繁な交流ではないものの、それぞれ家庭を持ったり人生を活きているのでその情報交換を楽しんでいます。

私は特にビジネスをやっているわけではないので、人脈作りにあまり熱心ではありませんでしたが、オーストラリアでの留学先ではアジア出身の留学生はみなそれなりに裕福です。

彼らの実家を遊びに行った時に見た家の御殿ぶりといったらワオッですよ!ベンツやメイド、調度品、すべてに驚いたのを今でも覚えています。

もし将来的な海外ビジネスを考えているなら、海外の留学先はまさに人脈の宝山です。社長クラスのご子息がたくさんいるので、まさに20代の人脈作りにはもってこいの場所になりますよ。

まとめ

私たちが誤解しがちなのが留学は語学のために行くのではないということ。

語学を学ぶことは最低限のことであり、その上で自分自身の眼と体で感じる異文化全てが今後の人生において大きな栄養価の高い時期になります。

視野を広げ、人脈を作り、コミュニケーション能力を向上させる。

ひとつひとつのスキルが今後の人生にとって欠かせないスキルであり、海外生活がたとえ人生のキャリアの中で多少回り道と感じても、今振り返ればその絶好の機会が訪れるのは人生の内わずかな期間のみです。

もし留学を考えることがあったら、それはあなたの人生観を変える大きなチャンス。

海外生活はそれ自体が大いなる好奇心であり、楽ではないかもしれませんが必ず良かれ悪かれあなたの大きな思考の糧になるでしょう。

もし少しでも海外留学が頭の片隅に出てきたら、やらない後悔よりやった後悔。人生はたった一度きり。守るべき人ができたら海外生活との両立は難しくなります。

ぜひ人生の扉をノックして新たな世界をのぞいてみましょう。ネットでは体験できない世界が広がっているはずです。

私のブログから何か少しでも皆さんの考えの一助になれば幸いです。お読みいただきありがとうございました。

ろんじえぱぱ

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