言葉の力が人生を変える脳の仕組み

こんにちは!
ろんじえぱぱです!

親からよく言われましたが、昔の私は何かにつけ「疲れた」を毎回愚痴のように連発していたようです。

まあ確かに疲れていたから「疲れた」といっているんだと思うんですが、今振り返ると、「疲れた」と愚痴った時は本当に疲労困憊だったかと言うわけではありませんでした。

ブログを書いている現在も、朝は娘と大げんかして感情をだいぶ消耗しましたし、現在の自閉症の育児では毎日何かしら疲れているのが常。

言葉にしてもしなくても事実としての心身の疲れは変わりません。

しかしその疲れを言葉にするとますます疲れることが実感としてあるので、今では感情を言葉にすることを控えるようになりました。

言葉は生き方の道標のようなもので、矢印の方向を間違えるとすぐに本来の道から逸れて、心が遭難しやすくなります。今回は私たちが日常使う言葉の影響力についてお話したいと思います。

言葉の認識で脳ができないこと

私たちの脳は新しい脳と呼ばれ、理性を司る前頭葉を中心とする大脳新皮質と、古い脳と呼ばれ、感情を司る扁桃体を中心とする本能である大脳辺縁系から主に構成されています。

大脳新皮質は私たち人間が人間たらしめる脳で、高度な思考や精神活動を担当する人類が進化して得た新しいOSです。

高い分析力や思考力を持ちますが、いかんせん新しい脳のため持久力がなく、また脳において影響力が弱いのが特徴です。

反面、大脳辺縁系はいわば人類が生まれた頃から備わった旧OSで大脳新皮質のいわば先輩にあたります。感情と情報処理を支配し、毎秒1,100万もの情報を処理するまさに私たちが各自持つスーパーコンピューターなのです。

私たちは常に大脳新皮質によって理性的な行動をとっていると思いがちですが、じつはその間に、何度も大脳辺縁系に脳を瞬間的に乗っ取られています。

例えばダイエット。

減量中にケーキやお菓子を偶然見つけてしまったら、もう最後。気づいたらすでに胃袋の中に入っていたことはありませんか笑?

またブログを書いている私も、いざケータイの通知が鳴ったら瞬時にケータイに手を伸ばしてしまう自分がいます笑

このように私たちの脳の特徴は、理性がなんとか本能をコントロールして、ふらふらしながらも目的地まで運転しているような感じになっています。

脳は主語を認識できない

なぜ「他人に対してネガティブな言葉を使うのをやめよう」とよく言われるのか。

それは古代脳で、私たちの脳を実質支配している大脳辺縁系の特徴にあります。

大脳辺縁系の情報処理はすさまじいのですが、あまりにも膨大な情報を瞬時に処理しているため「難しさ」を嫌います

そのため、感情を司る大脳辺縁系は主語を認識せず、送られてくる情報を全てそのまま受け止めてしまう性質があるのです。

例えば、「あいつは頭が悪い」など他人の悪口を言えば、結局自分の脳は「頭が悪い」だけを自分にインプットして自分の頭が悪くなります笑

他人をけなして自分の価値を上げるつもりが、悪口を言い続けていると、どんどん自分に毒が返ってきて自己価値が下がり、自分がまるでダメ人間のようになっていきます。

「弱い犬はよく吠える」と言われますが、自己価値が低い人の特徴ですよね。

他人に悪口や否定的な人たちが自分の人相まで悪くなっていくのは、自分が放った毒を自らにかけて、心を毒していると同じ行為です。

他人の悪口はすべて自分への自傷行為になるのです。

脳は時間を理解できない

大脳辺縁系には時間認識がなく、すべて「今ここ」という現在しか認識ができません。

過去や未来に思いを巡らして湧き出す感情は、全て「今の感情」と置き換えて脳が処理しています。

過去でも未来でもネガティブ感情があれば、何度も嫌なできごとを思い出し、現在の自分の感情として、今の自分に悪影響を与えることもできるのです。

過去の嫌な出来事を繰り返し考え続けてしまうクセのことを反芻思考(はんすうしこう)と呼び、うつ病の原因の一つと言われていますが、これは過去の感情を現在の感情として処理する脳の特徴を物語っています。

脳は否定を理解できない

古い脳(大脳辺縁系)は単純を好むもの。否定語は一瞬考えなければいけないので、古い脳は否定を処理しません。つまり内容をそのままの印象として受け止めます。

「見るな」と言われれば見たくなりますし、「失敗してはいけない」と考えると失敗をイメージします。

また「嫌なことを忘れたい」と考えると嫌なことがまたクローズアップされてフラッシュバックされる特徴があります。

私たちの脳内では私達自身が実際、意識的に認識していることと、潜在意識の中で認識されていることが違うことを理解する必要があります。

自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング

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人生が変わる言葉遣い

私たちが心を源流にして話した言葉は、私たちの脳によって認識され、その心にまた帰っていきます。つまり口にする言葉はそのまま私たちの心に影響を与える糧となるのです。

毎日用いる私たちが話す言葉は私たちの行動の指針や糧となります。言葉の良し悪しで私たちのすべての行動の方向性が変わるので、言葉遣いは決して疎かにできない行為です。

言葉による自己暗示

「予言の自己成就」という言葉があります。

たとえ根拠のない予言(=噂や思い込み)であっても、人々がその予言を信じて行動することによって、結果として予言通りの現実がつくられるという現象のこと

コトバンクより

「思考は現実化する」という本があるように、私たちの脳は驚くほど自分の発した言葉の影響を受けます。

「無理」と思うか「まだいける」と考えるか。「もうない」と思うか「まだある」と考えるか。「できない」と思うか「どうやるか」と考えるか。

今、「思う」と「考える」と二つの動詞を使いましたが、各脳の受け止め方を反映しています。

古い脳の大脳辺縁系は直感的に反応し「思う」のに対し、新しい大脳新皮質は少し時間をおいて状況を分析し「考える」を行います。

古い脳の支配による「反応」の生活を脱却して新しい脳の影響力を強め、「考える」思考を身につけられれば、思考力や忍耐力など様々な成長をもたらす行動の思考能力を向上させることが可能なのです。

自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング

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ネガティブをポジティブな言葉に置き換える

前回のブログで紹介した「リアプレイザル」。脳の認識を変えることによって自分の潜在意識に働きかけ、心理状態を改善する方法です。

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生きている中で嫌なことが多いのも事実。今のコロナ自粛もその真っ只中ででしょう。

確かに未曾有のウィルスの脅威とその環境の急激な変化で、私たちは今終わりの見えない慢性的なストレスにさらされています。

古い脳に頼れば、ただ状況に反応して「嫌だ」「無理だ」「我慢できない」「何もできない」とただ状況を嘆くばかりなってしまいます。

「できないと考えるより、どうできるように考えるか」と脳の認識を変えることで、私たちの脳の方向性を変えることができるのです。

言葉で自分の可能性を否定しない

「主人公」という禅語があります。

物語やゲームの中心などに使われる日常語としての「主人公」とは違い、禅語の「主人公」は「自分の中にいる本当の自分」という自分の心に沿った理想の状態に近づこうとする本来の資質を指します。

よく「できない」「無理」を連発する人がいますが、これは自分の可能性を自らフタをするとても残念な言葉遣いです。

以前の私もやはり自己否定型でした。自分を信じ切ることができず、もう成長できないという固定マインドセットになっていたことが原因です。

当時の心理状態から救ってくれた一冊がこちら

書評 完全版心の持ち方

言葉は自分にかける自己暗示であり、自分に唱える魔法のようなもの。

ありのままを受け入れる自己肯定感が高まれば、自分を信頼できるようになり、自信がつき、何よりも脳が活性化するようになります。

書評 脳が目覚めるたった1つの習慣

丁寧な言葉遣いを心がける

今だに思い出すのですが、昔英語や中国語を習得していた時は、よく悪い言葉やスラングに非常に興味がありました。今思えば若気の至りですね笑

今、私は日常生活で丁寧な言葉を使うように特に心がけています。丁寧な言葉遣いを行うと自然と自分の心も穏やかになることを実感するからです。

言葉は心の鏡のように、言葉遣いはその人の心理状態をそのまま映し出します。

普段丁寧な言葉遣いをしていると、いざ言葉遣いが一瞬荒くなった時に「はっ」と自分の心の変化に気づくことができるようになります。

その変化に気づいたらすぐ呼吸を整え、心を落ち着かせれば元の自分に戻りやすくなります。

丁寧な言葉遣いは、その変化によって心理が急激に悪化する兆候を示し、事前に改善策を取れるナビゲーターとしての役割も果たしているのです。

感情を愚痴としてこぼさない

以前の私と愚痴る母の共通の特徴はすぐ感情を言葉に出すことです。

「あーやっちゃった」「なんで〜」「ちっ(舌打ち)」「もうっ」

イライラした時に感情をいちいち言葉にすると、毎回脳が感情の処理に引っ張られて、ものごとを冷静にとらえられなくなりがちです。

感情の言葉を発しなくなることで、心を平静を保つことができるようになったことは大きな発見でした。

心の平静を保つには呼吸が重要な役割を果たします。今現在も私を救ってくれている呼吸法を紹介します。

疲れ ストレス 回復 呼吸法

ありがとうの感謝の言葉

「やって当然」「あって当然」と尊大な態度をとるのではなく、何事にも「有り難い」と思い、少しでも感謝の気持ちを持つことは、転じて自分の心を豊かにし、たくさんの実りをもたらします。

人生 好転 ありがとう

脳は主語を理解せず、人の悪口はそのまま自分を傷つけることは周知の通り。

反対に、周りの人たちに「ありがとう」と感謝の気持ちを表せば、「ありがとう」のぬくもりがそのまま自分に返り、ぽかぽか暖かい気持ちになってきます。

感謝の言葉はそのまま自分に戻り自己価値を上げてくれます。

人をけなすくらいなら、人を褒めて、感謝して、優しい言葉をかけましょう。全て自分にもどり、心を豊かにする糧となるのです。

自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング

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さいごに

私はこれまであまり普段の言葉遣いは気にも止めていませんでした。

しかし脳は潜在意識の中で私たちが話す言葉の影響を受け、人生の方向性を定め、自分自身の姿を形作っています。

丁寧な言葉を選びましょう。自分に優しい言葉をかけましょう。周りの人に感謝しましょう。ネガティブをポジティブな言葉で置き換えましょう。

今いる自分の姿はまさしく過去の言葉の集大成なのです。

私のブログから何か少しでも皆さんの考えの一助になれば幸いです。お読みいただきありがとうございました。

ろんじえぱぱ

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