こんにちは!
ろんじえぱぱです!
昨今は五郎丸選手やイチロー選手の影響により『ルーティン』という言葉が一般的に認識されてきたように思います。このルーティンという習慣化が私の現在の生き方、考え方に非常に大きな地位を占めている基盤になっています。
人は習慣の生き物といわれます。良い習慣もあれば、悪い習慣もある。一度そのループに入ってしまうと良し悪しは別として非常に抜けにくくなることは事実です。これが狩猟の時代から人類が生存戦略として採用した安定志向であり、変化を嫌うよう脳がプログラミングされている影響です。
習慣化のメリット
継続するのに継続するのに【がんばる】を必要としない。
昨今よく言われている『やる気スイッチ』など不要です。いちいちスイッチ探していたら、毎日継続はできません。気分が良くても悪くても、感情を入れず何も考えずにやることができる。これが習慣化の最大のメリットです。
安定志向のため、一度始めたら止めることを嫌う
一度習慣が常態化すると現状維持バイアス(未知を避け、現状のままを望む心理作用)が働き、やめることに心理的に抵抗するようになります。
みなさんも歯みがきやお風呂、ゲン担ぎ、仕事前のたばこの一服や朝のコーヒーに至る小さなことまで、一度染みついたらなかなか止めませんよね?すべて安定志向の心理作用の影響です。
作業を自動化できる
自転車や自動車などはじめは四苦八苦していたのに、気づいたら鼻歌まじりで乗りこなしてますよね?習慣も同じです。始めのうちはあれこれ考えて習慣の内容を形作ったりやり方をあれこれ考えるため一番疲れます。
ただ一度やり方が決まれば、あとはかんたん。同じ作業をやればやるほど考える余地は減り、いずれほぼ脳内で自動化します。
自動化すると習慣内容が安定し集中力が上がります。もし習慣内容に変更を加える時も、作業が安定してる分、変更する点のみ注力すればいいので、より効率よく変更が可能です。
メンタルの安定
毎日同じように見えて同じではありません。天気と同じように日常も変化しています。そのような変化の日常を受け止めるには自分自身がその場の感情に振り回されず、絶えず同じ安定した自分を創り出す必要があります。習慣は毎日人為的に精神の安定性を創り出すことができます。
チリも積もれば山となる
毎日10分の習慣でも1か月では300分。5時間。30分なら900分。15時間。1時間ならなんと30時間!1か月の内1日以上時間を費やしていることになります。それを一年以上続けたら、そりゃ差が生まれますよね!
さきのブログにイチロー選手の言葉で『小さい積み重ね』を紹介しましたが、これこそ習慣力のたまものであり、習慣の可能性を具現化しているもっとも良い例でしょう。
習慣化のカギ
小さく習慣を始める
自分だけのルーティンを作るにあたり、重要なカギは『小さく始める』ことです。これが絶対条件。なぜなら、習慣化の最大の敵はロケットエンジンが点火して軌道にのるまえに失速してやめてしまうこと。『GIVE UP』が最大の障害です。
まず続けることが前提になるので、絶対に無理しないことです。習慣は毎日あなたの大切な時間を割り当てることになります。それゆえに一旦始めたら、これを毎日続ける意義があるのか習慣を始める前に慎重に考えてください。
始めの数日のみ、習慣エンジンのウォームアップのため、意志力『がんばり』が必要になります。慣れてから時間を延ばすことはいくらでも可能ですので、まずはできる範囲で始めてください。
習慣にあてる時間は始めは物足りないくらいでちょうど良いと思います。5分で物足りないと感じれば10分など少しずつ延ばして、自分がどのように感じるか実証実験をしてみて下さい。習慣にあてる時間が負担に感じず充実感を覚えれば、それがあなたの脳が教えてくれた最適の時間になります。
習慣化とは自分の意識を歩くことから自転車に乗り換えるようなものです。初めは意識を自転車に乗せることに苦労しますが、一旦乗りこなせれば、自転車に乗りながら歩いていた時と同じの内容をこなすことができるようになり、走行距離は歴然としてきます。
習慣化を増やす
ルーティンのプラットフォームができると、それを一日の色々な場面で増殖させることができます。
私は現在、朝の準備から始まり、職場での行為や勤務日の食事内容、勤務から帰宅後の過ごし方などかなり増やしてきました。一度習慣を作る意識ができれば、意図的に他の習慣を作ることも容易になります。
まとめ
習慣を身につけることにより毎日の生活が安定し、メンタルや成長に対しての基盤ができます。いつでもその時の感情に振り回されず、安定した自分でいられるのです。
私のブログのタイトル『日常力』も習慣の力の恩恵を反映して名付けました。
私のブログから何か少しでも皆さんの考えの一助になれば幸いです。お読みいただきありがとうございました。
ろんじえぱぱ