【自閉症 育児】感情的にならず子どもを叱るコツ

  • 11/13/2019
  • 11/13/2019
  • 思考

こんにちは!
ろんじえぱぱです!

今日は秋日和。晴天に恵まれ馴染みの公園に娘、母と三人でお出かけしました。

帰宅して一息ついて仮眠を取っていたら、娘が外に出て戻らず、一同慌てふためき、近くの公園で何食わぬ顔で夕暮れに散歩している娘を見て、一喝して連れ戻し。

このように自閉症の育児は一般の子に比べて、叱る場面が多くなります。

当初は私も怒りが抑えきれず怒ってばかりいましたが、当然娘の感情も荒ぶり、良い結果に導けないことがままありました。

叱る前にこみ上げる初期の怒りをどのように抑えるかを考えている中で、生み出したひとつのテクニックを紹介します。

怒ると叱るの違い

叱る行為は子供の成長を健全なものにする為親として避けては通れないもの。しかし現実は子供は親の小言にイライラし、言うことを聞かないなど一筋縄ではいきません。

子供に怒らず叱るようにしましょうといわれますが、改めてその理由を分析したいと思います。

怒る時の心理

感情>メッセージ

私たちが子供や相手を叱ろうとする時、必ず負の感情が伴っています。

なぜなら叱る時の状況は子どもが不快な行動や成長の妨げになる行動を行ったため、その改善のためにメッセージを伝える場面だからです。

怒るにせよ叱るにせよ親が望むことは子供の成長を促すための改善のメッセージを伝えること。

怒っている時の心理は自分自身の不快な感情に飲みこまれ、、伝えたいメッセージよりも自分の湧き上がる感情をより多く相手にぶちまけている状態です。

受け手である子供は本来のメッセージよりも親の感情の乱れに対応するのに精一杯のため、本来伝えたかったメッセージには当然注意が向きません。

キャッチボールでいえば怒りにまかせたコントロールの乱れた剛速球を子供にぶん投げているようなもの。

受け取り手のキャッチャーも心の余裕を持って受け取ることが難しいですし、場合によっては心にケガをするかもしれません。

叱る時の心理

感情<メッセージ

叱る時の心理状態は感情がしっかりコントロールされ、落ち着いている状態。

瞬間的に湧き上がる感情を抑えれば、本来のメッセージを如何に子供に伝えるか言葉を選ぶことに神経を注ぎます。

キャッチボールのたとえれば、子供にとって受け取り易い、まっすぐなボールをストライクで投げている状態。

まっすぐな感情の乱れのないストレートのボールは受ける方も心を乱れず受け取れるのでメッセージに100%集中することが可能です。

怒りをコントロールできないワケ

ではなぜこれほど怒りが好ましくないといわれているにもかかわらず、怒りに身を任せてしまうのでしょうか。

感情コントロールができない大人

私たち人は必ず感情が伴う動物です。しかしその湧き上がる感情をコントロールしようと考える人は少数。

今の日本ではうつ病など心の病にかかる確率は五分の一人とされて、立派な現代病になっています。

子どもの叱り方などは親になって初めて向き合うこと。当然事前のレッスンなどもないため、親も行き当たりばったりで四苦八苦し心の余裕がありません。

祖父母との同居生活を避け、共働き世帯の核家族が増える中で家庭環境のゆとりはますます減りつつあります。

仕事の家庭の切り盛りでゆとりがなくなり、感情のストレスをつい子どもに当たってしまうことも現代が抱える病の一つに感じます。

コミュニケーション不足と自信の欠如

以前の私は娘の教育を完全に妻に一任してしまい、ほとんど関与してきませんでした。

娘が何に興味を持ち、日常的に何をしてしているのか。そのような娘の行動パターンを把握してなければ、当然娘に対して効果的なメッセージを伝えることができるはずありません。

娘との触れ合いが少ないと、娘も私にあまり寄ってきませんでした。

母と違い、父は子供にとっても敵か味方か始めは分からないといわれます。妻と子供に対する態度で初めて父親の地位が確立され子供から信頼を得ていくのです。

仕事だけしてればいつか分かってくれると思うのは男にありがちな勘違いで、コミュニケーションが不足すれば、信頼関係も希薄になります。

信頼関係がなければ怒って感情を使い、言うこと聞かせるしかありません。

しかしそのような高圧的な態度は一時的には強制的に従わせることもできますが、やがて子供の反感を呼ぶ以外何の生産性もありません。

いつも会社で同じように上司に扱われていれば、子どもの気持ちも分かりやすいではないでしょうか。

大人としてのプライド

今はだいぶ改善しましたが、ちょうど1か月前に私の母親は娘の対応に苦慮してました。

70歳台と9歳の子供。人生の大先輩がしつけをする時の態度がどうしても上から目線になり何かにつけ命令形になるのです。

始めのうちは言うことを聞いていた娘も、やがて大人の小言に我慢できなくなり、反抗したり大声を出すなど自閉傾向が悪化していきました。

大人のプライドを用いて高圧的な態度で接しても娘の心には結局何も響いていません。

始めからそのような態度で始めてしまうと、もし子供が言うことを聞かない時に選択肢は限られ苦しくなります。

より高圧的になって大声を出すか、それでも聞かなければもう暴力に頼るしか子どもを制圧する術はなくなってしまいます。

始めから高圧的な大人のプライドをにじませるようなしつけの態度は、子供の態度を硬化させます。

もし子ども言うことを聞かない場合、双方が苦しい状況に追い込まれ、不毛な感情のやり取りをする非生産的なメンタル消耗戦におちいることを実感しました。

子供をしつける時のコツ

誰しも叱ることはメンタルを消耗するので避けたいもの。しかし子どもの成長のため避けては通れません。

なるべく最小限の熱量で心に届くメッセージを届けるために感情のコントロールと信頼関係は不可欠です。

子どもと信頼関係を築く

子どもとより多く日々触れ合ことで目に見えない信頼関係ができていきます。しつけをおこなう時の土壌となるのは信頼関係です。

私の方針では8割は甘く、2割はほろ苦い位のしつけのカクテルを作るイメージで娘と日々コミュニケーションを図っています。

自閉症の娘は一般の日常会話ができないので、すぐ一人になってしまいがち。

コミュニケーション不足を補うため一緒に歯を磨いたり、お風呂に入ったり、簡単な料理をするなど、なるべく娘の行動に付き添って言葉を交わす代わり一に緒に作業を行うようにしています。

そのようにすることで娘も私の普段の感情や表情を知るようになり、叱る時に感情の落差が大きい分、より効果的に娘の心にメッセージが伝わり易くなります。

怒りの感情をコントロールする

人は感情の動物。子供に伝えるべきメッセージ委は必ず多かれ少なかれ感情が付加されます。

娘に伝えたいメッセージを如何に冷静に100%届けるため、できるだけ感情を除去して主観的の感情を外し、客観性をもたせることに今でも精進しています。

下記の過去記事は感情コントロールに苦慮する中で生み出したテクニックです。ご参照ください。

子供を叱る時名前の呼び方を変える

なかなか分かっていても湧き上がった感情を抑えるのは場合によっては難しいですよね。

そこで叱る時の子どもの呼び名を意図的に変えたら感情が抑える一定の効果がありました(*´ω`)

呼び捨てにする時の心理

家族の一員であれば、子どもの名前を呼び捨てにするのに何の疑問も抱かないでしょう。それだけ距離感が近く、家族という親密度を反映したものだからです。

しかし「愛深ければ憎しみも深い」と言われるように、愛すべき子どもゆえに、ついあふれた愛と憎しみが感情の爆発となって子どもに降り注いでしまうこともあるでしょう。

私の母親が娘を叱る時に名前を呼び捨てにする時、その呼び方すでに怒りの感情がこもっていることに気づきました。

メッセージの内容を聞くまでもなく、名前の呼び方が感情的であれば、ネガティブなことが起こることが娘にも容易に理解できます。

そうなると娘も心を閉ざして守るようになり、言われたことに対して反抗的な態度を取るようになってしまいました。

さん付けする時の心理

私は娘に叱る時にあえて娘の名前を「さん付け」で呼ぶようにしています。

「さん付け」など敬語を使って名前を呼ぶと、相手と若干距離を置くような心理状態になります。

家族の良さはその親密度ですが、こと叱る場面になるとつい感情的になって余計なノイズを一緒に伝えがち。

敢えて「さん付け」して子どもと心理的距離をとることによって、私自身の感情をコントロールすることを容易にしてくれます。

また娘にとっても私に「さん付け」されている間は私の感情が抑えられている状態と理解します。

もし呼び捨てに変われば、私が本気で怒りだしたことを察知するので、行動もシャキッとするようになります(*´ω`)

このように双方にとって始めから感情的にならずに、冷静に伝える余地を残していけば、いざ本気で叱る時もその落差を利用できるのでより効果的に強いメッセージを伝えることにもつながります。

怒りの感情は大人にとって伝家の宝刀。

むやみに使わず、切り札として取っておくことで、子どもとのしつけの交渉もゆとりを持って進めることができると考えました。

まとめ

自閉症の育児をしていると一般の子に比べて叱る場面がどうしても多くなりがち。

親が子に伝えたいメッセージを如何に本人が傷つかずにそのまま受け取ってもらうことが大切です。

その為にまず信頼関係の土壌を耕すこと。そして込み上げる怒りを抑えて客観的に継続して辛抱強く指導する姿勢が大切です。

お互いの信頼関係の土壌の上になるべく負の感情を加わえず、ストレートにその場で如何に一番搾りで伝えることを常に念頭に置いて現在も精進中です(*´ω`)

私のブログから何か少しでも皆さんの考えの一助になれば幸いです。お読みいただきありがとうございました。

ろんじえぱぱ

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